ドリンクホルダーが不評のジムニー。そこで市販ドリンクホルダーの使い心地を試してみた
■まずは3つの製品を取り付け。どれも設置は簡単にできます
では、それぞれの製品をクルマに取り付けていきましょう。
▼APIO「フリップアップドリンクホルダー」| エアコンルーバーを使って固定
箱の中には、以下のものが入っています。 ホルダー、ベース、クッション、クリップ、ビス2個、回転止めテープ2枚、六角レンチ。 取り付け方法はドリンクホルダーが世に登場してから定番である、エアコンルーバー固定型。まずはジムニーのエアコンルーバーを開けて、上から押しても閉じない向きで水平にします。そして、設置後にルーバーが回転しないよう、ルーバーを回転止めテープで固定します。ルーバーの向きを逆にしてしまうと取り付け後にぐらついてしまうので気をつけてください。 ベースにクッションをはめ込み、裏にクリップをつけてビスを使って仮止めします。そしてクリップがルーバーの上側に入るように設置したら、ビスを締めてベースをルーバーに固定します。実はこの際、手が滑ってビスを落としてルーバーの中に入ってしまいました。ルーバーが斜め上向きになっているのでそのまま滑っていきます。幸い途中で引っかかったのでなんとか取り出すことができましたが、もし引っかからなければ完全に内部に入ってしまい大騒ぎでした……。みなさん、作業時は気をつけてくださいね。 ホルダーの付けをベース側の溝に合わせ、時計回りに「カチッ」と言うまで回して取り付け完了。作業時間は説明書を見ながらでも10分弱で終わりました。
▼カーメイト「ジムニー専用ドリンクホルダー2」| 4ヶ所に取り付け可能
カーメイトのドリンクホルダーは『ステアリングサイド』『助手席乗降グリップ』『運転席側ドアグリップ』『助手席側ドアグリップ』の4ヶ所に取り付けられるようになっています。今回は助手席乗降グリップに取り付け、妻の意見なども聞きながら使用感を試していこうと思います。取り付け方法は場所によって異なります。 箱の中に入っているものは以下の通り。 本体、フック、ボルト、スペーサー、スポンジテープ2枚、キャップ。 また、取り付け時にラジオペンチやプライヤー、6mmの六角レンチが必要です。 まずはラジオペンチを使って、助手席乗降グリップのドア側のゴムキャップを取り外します。取り付け後はゴムキャップを使用しませんが、ドリンクホルダーを外したり別のものに変えたりする際にゴムキャップがないと困るのでなくさないようにしましょう。 本体の左の穴と中央の穴をキャップで塞ぎます。キャップはAとB、2種類あるので、指示に従って取り付けます。 本体に粘着テープを付けて、右側の穴にフックを通してボルトで固定します。ボルトをきつく締めすぎるとグリップに跡がついてしまう可能性があるので要注意。作業は5分程度で完了しました。