年750億円増収へ…東京ディズニーシーが開業、新エリアが再現する世界
オリエンタルランドは7日、6月6日に東京ディズニーシー(TDS)で開業する新エリア「ファンタジースプリングス」を報道陣に公開した。ディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」の世界を表現した四つのアトラクションと飲食店、ホテルで構成する。投資額は約3200億円でTDS開業以来最大の開発となる。総開発面積は約14万平方メートル。 エリア内には、アナと雪の女王に登場する氷の宮殿やノースマウンテン、ラプンツェルが暮らす塔、フック船長の海賊船などを再現した。アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」では、年に一度のランタンフェスティバルへと向かう旅をボートに乗って体験できる。 同社は、新エリア開業により年間750億円の増収効果を見込む。インバウンド(訪日外国人)の増加もあり、2025年3月期連結業績予想で売上高、各利益段階が過去最高を更新する見込み。