「Linux」標準「ターミナル」の代替アプリ5選
kittyには、リモートファイルをローカルで編集する機能など、便利な機能もいくつかある。それを実行するのは面倒だが、コツさえつかめば簡単だ。具体的には、SSHプラグインを含むkittyの「kitten」プラグイン機能を使用する必要がある。ssh kittenの力を借りて、マシンにリモート接続するには、以下のようなコマンドを実行する。 kitty +kitten ssh user@server userはリモートサーバーのユーザー名、serverはリモートサーバーのIPアドレスだ。ログインしたら、以下のコマンドを実行する。 ls --hyperlink=auto 次に、「Ctrl」+「Shift」を押して、編集したいファイルをクリックする。ファイルを編集するのか、開くのか、それとも保存するのかを尋ねられる。 最初は戸惑うが、活用できるようになれば、本当にクールな機能だ。 4. 「Terminator」 Terminatorもペインの水平分割と垂直分割が可能なターミナルアプリだ。それぞれのターミナルウィンドウに好きな名前を付けることもできるので、混乱することはない。この機能は、1つのターミナルを管理タスク(リモートマシンの管理など)に使用し、もう1つのターミナルをローカルタスクに使用する場合に便利だ。これらのペインは、ドラッグ&ドロップで自由に並べ替えることができる。 Terminatorはプロファイルやカラースキーム、フォント設定、カスタマイズ可能なキーボードショートカットもサポートする。 5. 「Eterm」 「Eterm」は、筆者が「Enlightenment」のユーザーだった頃から使い続けているアプリだ。このターミナルウィンドウアプリはかなり基本的なものだが、背景画像、透明度、明るさ/コントラスト/ガンマのコントロールなどの機能を提供する。 注意点が1つある。EtermはEnlightenmentデスクトップ向けに設計されているため、使用しているデスクトップ環境によって、実際に動作する機能が異なる可能性がある。 また、アプリウィンドウのメニューは、Enlightenmentのルックアンドフィールに合わせて調整されるので、少し場違いに見える。とはいえ、背景画像機能を利用するためだけであっても、Etermは楽しいターミナルアプリだ。 読者の皆さんが今使っているLinuxディストリビューションの標準ターミナルよりもおそらく優秀な5つのアプリの紹介は、以上である。 この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。