<高校野球>執念で壁破る 浦和実が西武台を破り初優勝 接戦を勝ち上がりノーシードから
(埼玉県大会 最終日、29日・県営大宮) 決勝を行い、浦和実が西武台を9―1で下し、春夏秋を通じて初の頂点に立った。 準々決勝以降の勝ち上がり アルファベットはシード校【写真4枚】 浦和実は一回、1死満塁で野本が右前適時打を放ち先制した。2―0の三回には無死満塁から工藤の中越え2点二塁打などで5点を追加。五回にも山根が適時打を放つなど、計17安打で9点を奪った。投げては先発石戸が9回を5安打1失点で完投した。 西武台は先発金沢ら3投手を起用したが、9失点と相手打線につかまった。0―8の六回に1死二塁で田代が中犠飛を放ち、1点を返したが5安打と投打で精彩を欠いた。 浦和実と西武台は、来春の選抜大会出場の選考材料となる秋季関東大会(10月26日~11月3日・神奈川)に出場する。