ヤクルト清水昇「打たれる怖さも、抑える気持ちよさも知っている」クローザーとして雪辱果たす
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト3-1阪神(7日、神宮球場) ヤクルトはリリーフが無失点リレーで逃げ切り連敗を4でストップ。9回は清水昇投手が、クローザーとして雪辱を果たしました。 【画像】4月7日終了時のセ・リーグ順位表 ここ2試合連続はリードを守れず、広島のカードで2戦連続敗戦投手。ここ数年“8回の男”としてチームを引っ張る右腕は、9回に「清水コール」を受けてマウンドに上がりました。 「打たれる怖さも、抑える気持ちよさも知っている。だからこそ、最後打たれたらどうしようという気持ちでマウンドに上がってしまっていた」とここ最近の自分を振り返る清水投手。「そこは気持ちをリセットして、相手バッターを抑えこむという気持ちで投げた」と2アウト2塁のピンチを背負いましたが、最後は近本光司選手を抑え、1週間ぶりの勝利をチームにもたらしました。 この日は、先発の新助っ人ヤフーレ投手が6回途中1失点の好投。リリーフは石山泰稚投手、大西広樹投手、清水投手と得点を与えませんでした。チームは守護神の田口麗斗投手が2軍で調整中と苦境は続きますが、「みんなでいいかたちで田口さんを待てるように頑張りたい」と言葉に力を込めました。 チームは9日から、今季初の巨人戦です。