ワークマンの「2900円メリノウール長袖シャツ」は動きやすくて蒸れにくい快適インナー 高い消臭力にも驚き
高い保温性や、汗などを吸湿して発熱する吸湿発熱性を持つ「メリノウール」。ワークマンから例年さまざまなメリノウール商品が登場していますが、2024年は中厚手の長袖ハーフジップシャツ「トレッキングメリノ長袖ハーフジップ」が、2900円(税込み、以下同)という驚きの価格で登場しました。日常でも、登山などのアウトドアでも活躍する製品です。 【画像】2900円のメリノウール長袖シャツを着てみた 本記事では、本製品の実際の着用感や魅力などを紹介します。
メリノウールシリーズは、シャツやソックスなど多彩なラインアップ
シャツやタイツ、ソックス、ニットグローブなど、幅広いメリノウール商品をそろえるワークマン。ワークマンの製品に使われるメリノウールは、ウールの中でも良質とされるメリノ種の羊から採取できるものです。 中でもシャツやタイツ、パンツなどに使用している原料は、最高位の細さ(17.5マイクロン)の極細繊維から作られたスーパーエクストラファインメリノ。これを肌触りの良い天竺編みとしているので、ウールでありながらチクチクしにくいのです。
フィット感が良く動きやすい
今回紹介する「トレッキングメリノ長袖ハーフジップ」の生地の厚さは、中厚手といったところ。動きやすいラグランスリーブを採用し、さらに身頃のサイドから袖口にかけてサイドパネルがつながるという特殊な裁断となっています。 袖口には親指を通すためのサムループが設けられています。ミドルレイヤーに袖を通すときや、手首からの隙間風を少しでも抑えたいときなどに重宝しそうです。 ただ、使わないときにも袖口から垂れ下がってしまい、突起物に引っ掛けることが何度かありました。個人的には不要と感じたので、いずれカットしてしまおうかと思っています。 身長175cm、体重68kgの筆者が入手したのはMサイズ(適応身長165~175cm、胸囲88~96cm)です。先に紹介した特殊な裁断に加え、ウール自体が持つ伸縮性により、適度にフィットしながらも動きを妨げないという、インナーとして実に理想的な着用感です。