車盗難を防げ! リレーアタック対策は100均グッズでできる? 色んなもので実験してみた。
100均グッズで電波遮断の実験! リレーアタック対策になるのか?
そこで100円均一などのお店で手に入る、アルミやブリキなどの材質を使ったグッズと、リレーアタック防止ケースとして販売されている用品を入手。それらでクルマのキーを包み込めば、リレーアタックを防げるのかどうか試してみた。 【電波遮断グッズ】 ・アルミホイル ・ブリキ缶 ・アルミ蒸着ペットボトルケース ・リレーアタック防止ケース 【実験方法】 1.通常、スマートキーでドアが開錠できる距離を歩測。 2.電波遮断グッズに入れたスマートキーを編集部員Aが持ち、編集部員Bがドアノブに手を触れて開錠できるか調べる。 3.編集部員Aが1歩ずつクルマから離れ、開錠できなくなる距離を歩測。 4.2~3をそれぞれのグッズで繰り返し測定。
スマートキーが作動する距離を調べる
まず、電波遮断グッズを使わずに、どのくらいの距離でスマートキーは作動するものなのか確認してみた。クルマのドアに手の届く0歩の距離ではもちろん開錠できたので、1歩だけ、スマートキーを持つ編集部員Aがクルマから離れてみた。ドアノブに手が届くかどうかの距離だ。編集部員Bが手を触れると、この距離でもドアロックは開錠できた。 次に2歩離れてみるとどうだろう。するとドアロックは開錠できなくなった。ちなみクルマ後方だと0歩のところにスマートキーを持った編集部員Aが立っても、編集部員Bは運転席ドアを開錠できなかった。運転席側にスマートキーがある方が反応しやすいようだ。
ブリキ缶は電波遮断に効果あり
まずは100円ショップで購入したブリキの缶。家庭にあるクッキー缶や飴の缶などと同じような材質のものだ。 しっかりとフタを閉めて0歩の距離からスタート。その効果のほどはどうだろう。編集部員Bがドアノブに触れてみると、開錠できなかった。今回使用したブリキ缶は、電波の遮断効果が優れているのかドアノブすれすれの距離に持って行っても、反応しなかった。素材によって電波の遮断効果は違うので効果は一概には言えないが、これならリレーアタック対策になりそうだ。