新NISAを解説!月額「1万円・3万円・5万円」✕「20年間」運用したら資産はどうなるか【シミュレーション結果】
2024年1月からスタートした「新NISA」。 日々、お金の相談を受けるなかで老後資金準備のために資産運用を検討する方が多くなっているようです。 【シミュレーション結果】「毎月1万円・3万円・5万円」を運用して期待できる積立額を図表でチェック NISA制度の活用については、世代を問わず話題となることも多くなってきた印象があります。 今回は「毎月1万円・3万円・5万円」で20年間運用した際のシミュレーションをご紹介していきます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
今さら聞きづらいかも…新NISA(ニーサ)制度をわかりやすく解説
まずは新NISA制度について、ポイントをくわしく解説していきます。 ●新NISAのポイントまとめ ・非課税保有期間:無期限化 ・口座開設期間: 恒久化 ・「つみたて投資枠」と「成長投資枠」:併用可能 ・年間投資枠: 成長投資枠「年間240万円」・つみたて投資枠「年間120万円」 ・非課税保有限度額:全体で1800万円(成長投資枠:1200万円※枠の再利用可能) 仮につみたて投資枠だけを使う場合は、月10万円・年間120万円までの積立が可能。 無期限で非課税保有ができるようになり、投資元本ベースで総額1800万円まで非課税枠を利用できます。 これまで以上に多くの資金を長期間、非課税で運用できるようになったのが「新NISA」といえるでしょう。 そんな新NISAですが、世間の人々はどのくらいの金額を投資しているのでしょうか。 次の章で、最新の意識調査の結果から「平均積立月額」をご紹介します。
「つみたて投資枠」を使った毎月の積立額、平均は「5万8628円」
2024年4月18日、株式会社400Fは「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年4月」を公表。 「つみたて投資枠」を使った毎月の積立平均額は、5万8628円という結果でした。 また、毎月の積立額には年代ごとの違いも見受けられます。 ・18~29歳:4万2000円 ・30~39歳:5万6102円 ・40~49歳:6万1606円 ・50~59歳:5万9069円 ・60~69歳:6万4630円 ・70歳以上:5万3182円 世帯により、積立投資や家計収支に対する意識は様々。そのため、毎月積立投資する金額には差がでてくるものです。 次の章では、金額別に新NISAなどの積立投資をシミュレーション! 「毎月1万円・3万円・5万円」とさまざまなケースにおける、20年間運用した場合の資産額を試算してみました。