7 MEN 侍・佐々木大光の「汚い色」発言に中村嶺亜が慌ててフォロー
7 MEN 侍が、9月4日に都内で行われた舞台「MASSARA」の初日前会見に登場。本番に向けた意気込みを語った。 【写真】白い舞台衣装で登場した7 MEN 侍 ■舞台「MASSARA」 舞台「MASSARA」は、7 MEN 侍の東京・新橋演舞場単独初主演作。あることをきっかけに再集合した高校時代の仲間たちが、青春時代に思い描いていた未来像とは違う今の自分にやるせなさを感じていながらも、仲間との再会を機に、写真に写された過去の思い出をなぞり今の自分と向き合っていく。9月29日(日)まで上演。 骨折して入院することになったケイ(矢花黎)の元に、学生時代の友人・タカ(佐々木大光)、カズト(本高克樹)、ハルキ(中村嶺亜)、リョウタロウ(今野大輝)、ダン(菅田琳寧)が見舞いに訪れる。高校1年生で出会い、共に青春を過ごし、卒業後別々の人生を歩んでいた彼らは、思いがけない形の再会を喜び合い、近況報告を始める、というストーリー。 ■メンバーそれぞれが本番への意気込みを語る 会見では、それぞれが演じる役の役どころと本番への意気込みを告白。 中村は「ハルキはこのチームの中ではリーダー気質があるというか、でもすごく気さくで。引っ張っている感というより、みんなを巻き込んで『一緒にやろうぜ』っていうタイプです。僕の憧れるリーダー像に近いかなと思っているので、この1カ月間、楽しく演じられたらと思っています」。 佐々木は「タカは普段の自分と変わらない“自由奔放で周りをかき乱す”という役。でも、その中でもちょっと引っ張るところもあるという、とてもやっていて楽しい役です。1カ月間、この新橋演舞場でタカとして楽しみたいと思っています」。 本高「カズトは大学院に行っているという役で、ちょっと近しい部分もあるんですけれども、内面的なところは結構遠い部分もあったりして、この『MASSARA』という日常と非日常が入り組んだ世界で、カズトを楽しく演じられたらいいなと思っております」。 菅田は「ダンという人間はおちゃらけた感じではあるんですけれども、実は周りが見えていて的を射たことをズバッと言える男らしいキャラクターなので、そういったところを愛してもらえればうれしいです。おっちょこちょいな部分や“筋肉バカ”なところを楽しんでもらえたらうれしいです」。 今野は「リョウタロウは、学生時代の粋がっているというかチャラいところからサラリーマンになって…というところのギャップを皆さんに楽しんでいただけたらいいなと思っています。1カ月間頑張ります」。 矢花「ケイという役は『MASSARA』というストーリーが始まるきっかけとなるキャラクターで、まさかそんな重要な役回りになると思っておらず、メンバーから『座長、座長』と都合よく使われております(笑)。ですがそんなことは気にせず、ケイなりの人生を1カ月この新橋演舞場で楽しもうと思っております」とそれぞれ語った。 ■佐々木大光がタカと似過ぎて役作りなくそのまま演じる 役が本人と近いという話題が展開される中、報道陣から「一番役と近いのは誰ですか?」と聞かれると、全員が口をそろえて「タカじゃない?」と回答。中村が「(演じている佐々木は)タカ過ぎて、たまに『大光』って呼んじゃう(笑)」と明かして笑いを誘うと、佐々木は「この役に関しては何も役作りとかしていなくて! 役に対してどう向き合うかを話し合うレクリエーションがあったんですけど、僕が『いつも通りでいこうと思います』って言ったら、(演出家に)『うん。タカはそれでいいと思う』って言われましたから」とにやり。 また、中村が「『MASSARA』ということで、色を着けられる白いキャンバスみたいな意味を込めているんですけれども、7 MENはもちろん、見る方々はいろんな自分に落とし込んで見てもらればと思っております。僕たちもこれから芸能界で活躍していく上で、まだまだ着色できる部分がいっぱいあるので、そこに今回の舞台やライブを通して、皆さんとの思い出の中で色づいていけたらと思っております」と述懐。 中村の言葉を受け、「今、7 MENを色で例えるとどういう色でしょうか?」と尋ねられると、佐々木が「そうですね。レインボーですかね。6人6色で一人ひとり各々が違う色を持ったグループですので、1色というよりか6色が集まったちょっと汚い色…」と答えて会場を沸かせる。すると、中村が慌てて「そこにファンの方がきらめきを入れてくれたら、素敵な色になる」とフォローして会場を盛り上げた。 ※本高の高ははしご高 ◆取材・文=原田健