馬場咲希

三菱電機レディス最終日（27日、埼玉・武蔵丘ＧＣ＝6650ヤード、パー72）最終ラウンドが行われており、23位から出た馬場咲希（19）＝サントリー＝が、2バーディー、2ボギーの72で回り、通算5アンダーで終えた。「きょうは耐えるゴルフになってしまったけど、最後の最後にバーディーを取れたのでうれしかった」と振り返った。 【写真】宮里藍さん、思考法を馬場咲希らに伝授 午前8時にトップの組でスタート。3番でバーディーが先行したが、5番でボギー。その後もチャンスにつく回数が少なく、15番でボギーをたたいた。ただ、最終18番（パー5）で34ヤードの3打目を50センチにつけてバーディー締めした。 昨年のプロテストに合格し、今季は米下部ツアーを主戦場としてきた。日本ツアーはこの大会が2試合目で、2週前の「富士通レディース」では最終日に優勝争いに加わり、経験を積んだ。今大会も、初日に1打差の2位発進するなど見せ場を作ったが、2日目に73と落とし、最終日はパープレーとなった。「初日をトップあたりで終えた試合はこれまであまりなかった。2日目のいつもと違う雰囲気などがすごく勉強になった。富士通もたくさん勉強になったけど、今回は2日目うまくいかなかった次の日の気持ちの切り替えがすごく勉強になった」と語った。 今後は12月の米ツアー予選会まで試合はなく、地元で練習を重ねる予定。日本で得た収穫と課題を糧に、11月末に再渡米して来季の米ツアー参戦を目指す。