渡邊圭祐、近藤芳正、前田敦子が『モンスター』第9話にゲスト出演【コメントあり】
趣里が主演を務める月10ドラマ『モンスター』(カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜 午後10時)の第9話(12月9日(月)放送)に、渡邊圭祐、近藤芳正、前田敦子がゲスト出演することが分かった。 【写真】渡邊圭祐、近藤芳正、前田敦子 本作は、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。『僕の生きる道』『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』『僕らは奇跡でできている』などを手掛けた橋部敦子の脚本によるオリジナルストーリーとなる。GP帯連ドラ初主演となる趣里が主人公・神波亮子を演じ、ジェシー(SixTONES)、宇野祥平、音月桂、中川翼、YOU、古田新太らが共演する。 12月9日(月)放送の第9話では、粒来(古田新太)が闇バイトの組織と何らかの形でつながっていると直感した亮子が、かつて粒来が担当した事件を追って、とある田舎の美術館へ。そこで、「呪いの絵」と呼ばれる一枚の絵画と、その隣にたたずむ不思議な男と出会う。 その謎に満ちた絵画は23年前にゴッホの『ひまわり』の連作として見つかり、世紀の大発見だと騒がれたもの。当時、破格の値段でその絵を購入したIT長者・成沢大輔を渡邊圭祐、美術館で絵にまつわる不吉なストーリーを亮子に話して聞かせる謎の美術館館長を近藤芳正が演じる。 物語の終盤、群馬から亮子を訪ねて来る妊婦・横沢さくらを演じるのは前田敦子。さくらは、亮子が粒来の空白の12年を知るためのキーパーソンともいえる大事な役どころとなる。 <渡邊圭祐 コメント> ◆台本を読んだ際の率直な感想や、ドラマ『モンスター』の魅力をあげるとすると? どういう展開で話が進むのか読めないわくわくがたまらなかったです。エンタメとしての完成度だけでなく、見方を変えることの意義みたいなものを実例を持って教えてくれる教養のある部分が魅力だと思います。観ている自分の生活をより広く豊かにさせることができ得るドラマだと感じました。 ◆成沢大輔を演じてみて、いかがでしたか? お金でモノやヒトと繋がり、心の隙間を埋める寂しい人だと捉えています。画商の岡村洋一郎(松田陸)とのシーンでは人間関係の壊れていく様をすごくリアルに感じて寂しくなりました。 ◆印象的なシーンはございますか? 粒来(古田)とのシーンでの成沢を形容した言葉を吐かれた時はなんだか痺れました。ちょっとだけ自分に言われた気がして悲しい気持ちになりました。 ◆撮影中のエピソードをお願いします。 趣里さんが想像以上にフランクな方でおいしい飴を布教されました。おいしいと言わざるを得ない状況でしたが、おいしかったです。そのフランクさが現場の空気をとても良くしていたように感じました。子供亮子もその雰囲気を踏襲していました。 ◆ドラマタイトルにちなみ、ご自身が“モンスター”になる瞬間は? 地元である仙台にいる時。色々なものから解放されてある種モンスターのようになっている気がします。 ◆第9話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします。 個人的に親子としてのつながりを強く感じる回でした。一視聴者として「なるほどね」と撮影しながらニヤニヤして楽しんでいました。ぜひ哀れな成沢に同情しつつ、「今回はどんな手法で、、」とわくわくしながら観ていただければなと思います。 <近藤芳正 コメント> ◆台本を読んだ際の率直な感想や、ドラマ『モンスター』の魅力をあげるとすると? すごく面白い台本だなと、人間心理が巻き起こす謎解きの魅力が1時間に凝縮されている。 ◆美術館長である謎の男を演じてみて、いかがでしたか? 今回、過去の説明が多い役ですが、その言葉を立体化させること。 ◆印象的なシーンはございますか? 僕の場面は1日で撮り終えたのですが、この量を1日で撮り終えるというのはなかなかできない経験で緊張でしびれました。 ◆撮影中のエピソードをお願いします。 趣里ちゃんとは『ブギウギ』のとき、ずっと一緒だったので、久々に共演できる楽しさと、お互い違う役なので照れもあって微妙な感覚でした。 ◆ドラマタイトルにちなみ、ご自身が“モンスター”になる瞬間は? ご飯を食べる時、よくこぼすので、食べ終わった後のテーブルはモンスターが食べた後みたいになっている。 ◆第9話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします。 今回のお話の「モンスター」は誰でしょう?なんて考えてみると面白いかも? <前田敦子 コメント> ◆台本を読んだ際の率直な感想や、ドラマ『モンスター』の魅力をあげるとすると? 1話から毎週楽しみに拝見させていただいています。神波先生がとても軽やかに解決してくれる姿に一緒にスッキリさせてもらっています。 ◆終盤のキーパーソンともいえる横沢さくらを演じて、いかがでしたか? さくらを演じるにあたり、最初は裁判を通して真実を知りながら、ちゃんと最後まで責任を持ち、向き合い続ける芯が通った女性でありたいと感じていました。 ◆撮影中のエピソードをお願いします。 趣里の現場でのチャーミングでプロフェッショナルな両面を側で見られてうれしすぎましたし、ジェシーさんのどんな一言にも返せる巧みな技で、待ち時間もみんなですごく楽しい時間になり、感謝しています。 ◆ドラマタイトルにちなみ、ご自身が“モンスター”になる瞬間は? 食欲モンスターにはよくなります。 ◆今後の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします。 さくらがひょんなことから相談しにいった先生が神波先生でなければ、何も知らず、何も変われなかった、それは、神波先生やたくさんの人の人生にも関わってくる大きな話になっていきます。最後までぜひ楽しんでください! <第9話(12月9日(月)放送)あらすじ> 逮捕された闇バイト組織のキングと粒来(古田新太)の接点が気になる亮子(趣里)は、ある日、仕事を休んで片田舎にある美術館へ向かう。そこには、かつて世間を騒がせた「呪いの絵」が展示されており、作者もタイトルも分からないその絵画の前には、一人の男(近藤芳正)が座っていた。 男によると、この謎の絵画Xは、23年前にゴッホの『ひまわり』の連作として見つかり、世紀の大発見だと騒がれる中、当時IT長者だった成沢大輔(渡邊圭祐)が、画商の岡村洋一郎(松田陸)から過去最高額の140億円で買ったという。しかし、しばらくすると今度は贋作を疑う声が沸き起こり、成沢は、絵を手に入れた経緯をかたくなに明かそうとしない岡村に不信感を抱き、訴えを起こすことに。 同じ頃、大草圭子法律事務所では、杉浦(ジェシー)が亮子のデスクに残されていた一冊の事件ファイルを読んでいた。そこには、今まさに、亮子が美術館で男から聞いた話が記されていて、圭子(YOU)によると、訴えられた岡村は当初圭子に弁護を依頼したものの、開業直後で手一杯だった圭子は、元同僚の神波春明、つまり粒来に依頼を託したのだという。そして、粒来と岡村が圭子の事務所で初めて顔を合わせたその日、部屋の片隅には当時7歳だった亮子もいて…。
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