【阪神】才木浩人が初の開幕投手に意欲「投げたいっす! 責任を持って勝てるように」
国際大会「第3回プレミア12」で連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」に選出された阪神の才木浩人投手(26)が7日、自身初の開幕投手へ意欲を燃やした。 6日に来季のセ・リーグ公式戦日程が発表され、開幕戦は3月28日の広島戦(マツダ)に決定。今季まで2年連続で開幕投手を務めた青柳晃洋投手(30)がポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すとあって、チーム状況から今季、リーグ2位タイとなる自己最多の13勝(3敗)をマークした才木が最有力候補に浮上する。 開幕投手への思いを問われると、右腕は「投げさせてもらえたらという感じですけど…いや、投げたいっす!」ときっぱり。 続けて「開幕を任されるというのは、そういう立場の選手ということになるので、そうなりたい。任せられたらしっかり責任を持って勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。 青柳がメジャー挑戦することには「そういうところに挑戦するのはすごく勇気がいること。ヤギさんが自分の意志で決めたことなので、僕は応援することしかできないが、ヤギさんなりに日々やってきたものがあるので、向こうでも結果を出せるように頑張ってほしい」とエールを送った。 チェコ代表との強化試合(9、10日)に向け、7日はバンテリンドームのマウンドから投球練習を行い、「感覚をしっかり確かめて、本戦につなげられるような試合になれば」と33球を投げ込んだ。 この日、26歳の誕生日を迎えた右腕は、練習に参加していた大勢(巨人)や高橋宏(中日)らからサプライズで盛大に祝福された。清宮(日本ハム)がハッピーバースデーの歌をアカペラで熱唱したり、バンテリンドームの大型映像装置「106ビジョン」に祝福のメッセージが表示される一幕も。 サプライズとなった誕生日祝いに才木は「びっくりしました。こうやって皆さんに祝ってもらえてすごくありがたい。誕生日の月に世界一になれたらすごくうれしい。そこを目指していいスタートを切れるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。 まずは世界一となって、来季の開幕投手の座もゲットするつもりだ。
東スポWEB