約2年間ピッチに立てないデレ・アリがエヴァートン退団を発表「新しいページをめくるのに適切なタイミング」
エヴァートンのデレ・アリは、同クラブから離れることを発表した。 2015年に加入したトッテナムで若くして大活躍したアリ。イングランド代表としてもプレーした同選手だが、負傷の影響もあったりと、徐々にチーム内での序列を下げ、2022年にエヴァートンに加入した。しかし、同クラブでもインパクトを残せず、半年後にはトルコのベシクタシュに期限付きで加入するも、期待されたほどの活躍をできずにエヴァートンに復帰していた。 そんなアリは、昨シーズンをエヴァートンで過ごすも出場機会はなく、今夏に契約満了を迎えた。それでも、同選手はクラブでトレーニングを継続しつつ、新天地を探す日々が続いていた。 そして20日、アリはエヴァートンから離れることを発表。自身の『Instagram』で「広く報じられているように、2025年はエキサイティングな機会に恵まれた新しい道を歩むものになるかもしれない」と綴り、同クラブへの感謝などを続けた。 「その前に、僕はどれだけエヴァートンのファンやスタッフ、選手たちに感謝しているかを明確に示すことがとても大切だ。フィットネスを取り戻して最後のピースを組み立てようとするのに信じられないほどにきつい時間だった。この過程の中でハードワークを示してくれたエヴァートンのスタッフには感謝しきれない」 「残念ながら、僕たちみんなが願っていたようにはならなかった。そして、僕にとって新しいページをめくるのに適切なタイミングだと思う。この最高のクラブのみんなに幸運が訪れることを願っている」 なお、アリに対しては、セスク・ファブレガス監督が指揮するセリエAのコモへの加入が濃厚であると伝えられている。