ウインブルドン決勝惜敗のパーセル/トンプソンが2度目のチャンスでグランドスラム初優勝 [USオープン/テニス]
ウインブルドン決勝惜敗のパーセル/トンプソンが2度目のチャンスでグランドスラム初優勝 [USオープン/テニス]
シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、第7シードのマックス・パーセル/ジョーダン・トンプソン(ともにオーストラリア)が第10シードのケビン・クラウィーツ/ティム・プッツ(ともにドイツ)を6-4 7-6(4)で下して栄冠に輝いた。 ~USオープンの男子ダブルスで同ペアでのグランドスラム初優勝を飾ったパーセル/トンプソン組~ 第5ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したパーセル/トンプソンは第2セット5-3からのレシーブゲームで15-40のチャンスを逃してキープされた直後にラブゲームでブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレークでむかえた3度目のチャンピオンシップポイントをものにして1時間34分で歓喜の瞬間を迎えた。 トンプソンとパーセルのオーストラリア人コンビは、今回が8度目のグランドスラム参戦。7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で初めて決勝に進出したが、3つのチャンピオンシップポイントを凌がれた末にハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)/ヘンリー・パッテン(イギリス)に1-6 5-7で惜敗していた。 グランドスラム大会でタイトルを獲得したのは26歳のパーセルがマシュー・エブデン(オーストラリア)とのペアで臨んだ2022年ウインブルドン以来でキャリア2度目、30歳のトンプソンは3種目を通して初となる。 今大会でのパーセル/トンプソンは1回戦でマルコス・ギロン(アメリカ)/ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-4 7-5で、2回戦でアンドレアス・ミース(ドイツ)/ジョン パトリック・スミス(オーストラリア)を4-6 7-6(3) 6-3で、3回戦でヌーノ・ボルジェス/フランシスコ・カブラル(ともにポルトガル)を7-6(3) 6-3で、準々決勝で第1シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)を7-6(4) 6-4で、準決勝では第13シードのナサニエル・ラモンズ/ジャクソン・ウィズロー(ともにアメリカ)を6-4 7-6(4)で破って決勝進出を決めていた。
テニスマガジン編集部