Cleer、オープンイヤー型TWS最上位モデル「ARC 3 MAX」を本日発売。紛失サポート対応も開始
エミライは、同社取り扱いのCleerブランドから、オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「ARC 3 MAX」を本日10月31日に発売した。価格はオープンで、予想実売価格は税込55,000円前後。あわせて、ARC 3シリーズの紛失サポート対応も開始した。 【画像】タッチスクリーン搭載の充電ケース ARC 3 MAXは、Music/Sport/Gaming/Music Pro/Sport Pro/Maxの計6モデルをラインナップする、オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「ARC 3」シリーズの最上位モデル。今年7月にシリーズ発表がなされ、9月より各モデルを順次販売を開始していたが、この度満を持して最上位モデルも発売に至った格好だ。 最上位モデルの特徴として、AIを活用したアクティブノイズキャンセリング機能や、静止、歩行、ランニングなどのユーザーの体の動きに合わせて音質を自動で最適化する「スポーツサウンドエフェクト」、心拍数と血中酸素レベルを測定するヘルスケア機能、AIが運動データに基づいたフィードバックを提供する「AIパーソナルトレーナー機能」、29msの低遅延接続を実現する専用の付属ドングルなど、シリーズ各モデルの特徴やスペックをほぼ網羅した仕様となっている。 シリーズ共通の仕様として、クアルコムの最新世代SoC「QCC5181」を搭載し、クアルコム社が定める厳しい接続性能の基準を満たすSnapdragon sound認証を取得。対応スマートフォンとの組み合わせで低遅延性能を発揮するとしている。BluetoothコーデックはLDACをはじめ、aptX LosslessやaptX Adaptiveをサポート。ハイレゾ認証も取得した。 サウンド面では16.2mmの大口径ドライバーを搭載し、繊細かつダイナミックで自然な広がりのあるサウンドを実現すると謳う。また、音声を立体的に表現しするDolby Atmosにも対応し、「頭上を含む全方向から音が降り注ぐかのような臨場感を再現する」とのこと。 さらに、オープンイヤー型の弱みを補うとするCleerの独自技術「Cleer DBE(Dynamic Bass Enhancement)3.0」を採用している。これにより、オーディオ信号を即時に分析して低音を効果的に自動調整し、パワフルで安定感のあるサウンドを体感できるという。 イヤホン本体は人間工学に基づいたデザインを採用し、身体への負担を最小限に抑える設計が特長。耳の位置や形状を問わずフィットするようヒンジ部分が可動式になっているほか、耳に掛けるフック部分には医療用シリコン素材を採用することで伸縮性・柔軟性を高め、軽やかなフィット感を実現したとする。 操作性の面では、イヤホンのフェイスプレートのタッチ操作に加え、首を縦や横に動かすだけで曲送りなどの操作が可能になる機能も搭載。手や指を動かす必要がないため、スムーズで直感的な操作性が可能だとしている。 通話面では、音声を認識して増幅させるマイクと、周囲のノイズを除去するマイクを口元に向けてベストポジションに設置し、加えてCleer独自のアルゴリズムにより、周囲の騒音を検知して通話音量を自動調整してくれる。また、風の中でも風切り音を効果的に抑制し、相手側への通話音声の大きさを自動で最適化することでどんな環境下でもストレスフリーな通話が可能だという。 連続再生時間はイヤホン単体で最大4時間、充電ケースと併用で最大16時間まで駆動。充電ケースには、イヤホンの状態を一目で把握できるタッチスクリーンを搭載し、音楽の再生や一時停止、ノイズキャンセリングのON/OFF、EQ設定など各種操作が直感的に行える。ワイヤレス充電にも対応するほか、紫外線除菌機能を備えることでいつでも清潔な状態を保てると謳う。 複数のBluetooth機器を登録できるマルチペアリング機能のほか、複数デバイスとの同時接続を可能にするマルチポイント接続にも対応。IPX7相当の防水性を備えるため、イヤホン本体を水洗いすることも可能で、ワークアウト中の汗やにわか雨に遭遇しても故障の心配はないとしている。 専用アプリ「Cleer+」と連携することで、EQ設定やイヤホン操作のカスタマイズなどが可能。ほか、イヤホンの落下時にポップアップでアラート表示したり、装着時の転倒を検知して自動で緊急連絡してくれる。 あわせて、ARC 3シリーズの紛失サポート対応を本日10月31日より開始した。ARC 3シリーズ全モデルを対象に、部品(片耳/ケースなど)紛失時に新品製品との交換対応を行ってくれる。サポート申込みの条件として、製品が国内正規輸入品であること、またユーザー登録を行う必要がある。 申込みはサポートページの応募フォームから可能。なお、紛失していない部品は回収されるほか、製品の全紛失や「ドングル」のみ紛失の場合はサポート対象外となる。
編集部 : 伴 修二郎