「二度とものを増やさない」暮らしの習慣4つ。フライパンはあえてお手入れが必要な鉄製に
3:紙の取扱説明書は処分してデータ化する
家電を購入したときにもらう紙の取扱説明書は見やすいですが、すべて取っておくとそれなりのスペースを占領します。わが家は狭いので、そのスペースはとても貴重。しかも、せっかく取っておいても必要なときにうまく探せないこともあり、そういう面でもムダが多いと感じていました。 インターネット検索で説明書を探したほうが時短になることが多いと気づいてからは、紙の説明書の管理をやめました。 トリセツという説明書を一括で管理できるアプリを使ってみたところ、説明書の管理が簡単になりました。 家の中のものの量が減り、困ったときにすぐに確認できる仕組みづくりができて一石二鳥です。
4:フライパンは鉄製のものにして、買い替えをなくす
わが家ではもともとテフロン加工のフライパンを使っていたのですが、テフロンがはがれやすく、1年おきに買い替えるのは手間でした。そこで、思いきって鉄フライパンにしました。 使った後は必ずお手入れをしなければいけませんが、フライパンを短いスパンで買い替える必要がなくなったことで、捨てる手間も省けました。おまけに、家計にも優しいと感じるようになりました。 また、最近では食器も少しずつ減らしています。たとえばスープカップとみそ汁椀は兼用するなど、食器を夫婦兼用・和洋食兼用で使うことにしてみたのですが、とくに大きな問題を感じることはありませんでした。一気に減らすのは心配なので、自分のつくる料理のメニューやレパートリーの様子を見ながら少しずつ食器の数を調整しています。 自分の生活を見直してみて、「減らしてみてもそこまで使いにくくなさそう」と思うところから、減らしてみると簡単にリバウンドすることはないと感じています。
小林ユリ