五輪開幕まであとわずか…Wリーグの指揮官たちが女子日本代表選手にエール
「日本のために貢献できる選手」ティモシー・シー・ルイス(ENEOSサンフラワーズ)
ユラ(宮崎早織)がこれまで達成したことはENEOSサンフラワーズの誇りでもありますし、心から尊敬し応援しています。ぜひ、ENEOSの代表としてオリンピックでも頑張ってもらいたいです。そう言いながらも、寂しいから早く帰ってきてほしい気持ちもありますね(笑)。 明るい性格で最後まで頑張る忍耐強さなどすべてが日本のために貢献できることだと思います。彼女はどんな相手でも大差になっても最後まで頑張りますが、それは勝ちたい気持ちが強いから。これはチームメートたちにも刺激を与えると思います。
「3x3の経験は5人制にも生きている」大神雄子(トヨタ自動車アンテロープス)
特別なことはなく、オリンピックではそのままのリム(山本麻衣)を出せればいいと思っています。そのままを出せれるようないい準備をして臨んでほしいですが、その準備の仕方も知っていると思うので、とにかく『行ってこい』という言葉が一番ですね。 リムとステ(馬瓜ステファニー)は東京オリンピックでは3x3の代表として出場し、今は5人制の日本代表でスタートを担うまでになりました。(この3年間で)確実にステップアップしたことを証明しています。選手たちがタフな状況で判断し、コミュニケーションを取ることやボールムーブメントなど、3x3での経験は5人制でも生かせると感じています。
「ヒナはジノビリのような選手」ルーカス・モンデーロ(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)
ヒナ(東藤なな子)はオールラウンダーなので、その持っているものをすべて出してもらいたいと思っています。また、グッドディフェンダーでもあるので、そこでの働きも期待しています。あとはできるだけ『いい判断』を続けること。きっと彼女ならやってくれると思うし、誇りに思っています。 ヒナを見ているとマヌ・ジノビリ(元アルゼンチン代表/元サンアントニオ・スパーズほか)をすごく思い出します。オフェンスでもいろなことをやってたし、彼もグッドディフェンダーでした。ヒナはまだ23歳と若く、伸びしろもあります。オリンピックでは彼女らしくプレーしてもらいたいし、なおかつ楽しんでもらいたいと思います。