世界1位シナー 全米OP初の決勝進出、ストレート勝ちで四大大会2勝目に王手<男子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間7日(現地6日)、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が第25シードのJ・ドレイパー(イギリス)を7-5, 7-6 (7-3), 6-2のストレートで下し、同大会初の決勝進出を果たすとともに、四大大会2勝目に王手をかけた。 【小田凱人vsヒューエット パラ決勝 1ポイント速報】 23歳で世界ランク1位のシナーは今大会、1回戦で同140位のM・マクドナルド(アメリカ)、2回戦で同49位のA・ミケルセン(アメリカ)、3回戦で同87位のC・オコネル(オーストラリア)、4回戦で第14シードのT・ポール(アメリカ)、準々決勝で第5シードのD・メドベージェフを下し、同大会初の準決勝に駒を進めた。 世界ランク25位のドレイパーとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた終盤の第11ゲームでシナーは2度目のブレークを果たし先行する。 続く第2セットは両者譲らずキープを続けタイブレークに突入。このタイブレークをシナーがものにし勝利まであと1セットとする。 第3セット、勢いに乗ったシナーは第5ゲームから一気に4ゲーム連取に成功し3時間3分で決勝進出を果たした。 シナーが四大大会で決勝に進出するのは優勝を飾った今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来2度目で、決勝では四大大会2つ目のタイトル獲得を狙う。 シナーは決勝で第12シードのT・フリッツ(アメリカ)と第20シードのF・ティアフォー(アメリカ)の勝者と対戦する。
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