体重管理のためにも積極的に摂取したい! 食物繊維が豊富な食品 10選
5. バナナ
栄養面ではカリウムが豊富なことで有名だけど、バナナのポテンシャルはそれだけではない。1本のバナナには、3.3gの食物繊維と、1日の推奨摂取量の36%にあたるビタミンB6が含まれている。 ビタミンB6は、セロトニン、ドーパミン、ギャバなど、神経伝達物質の生成に不可欠な水溶性ビタミンで、気分を調整するのに重要な役割を果たしている。
6. ゴジベリー(クコの実)
鮮やかな色のゴジベリーも、食物繊維の頼れる供給源。30gあたり4gの食物繊維のほか、抗酸化物質であるビタミンAが1日の推奨摂取量のなんと161%も含まれているとか。ビタミンAは、視力と免疫システムの健康に欠かせない栄養素だ。
7. ラズベリー
ラズベリーには、アントシアニンと呼ばれる、体に有益な抗酸化物質が豊富に含まれている。 アントシアニンは、抗糖尿病、抗がん、抗炎症、抗菌、抗肥満といった効果が証明されている。肝心の食物繊維も、100gあたり6.5g含まれている。
8. りんご
サクサクとした食感が心地良い、緑や赤のりんご。平均サイズのりんご1個には、4.8gの食物繊維が含まれている。 りんごに含まれるおもな食物繊維は、プレバイオティクスでもある水溶性食物繊維のペクチン。ペクチンは、腸内の善玉菌のえさとなるだけでなく、悪玉菌の成長を阻止する働きがある。
9. サンドライトマト
甘くて赤いトマトのジューシーさには叶わないけれど、栄養価の面ではサンドライトマトも負けていない。 サンドライトマト100gには、食物繊維12g、たんぱく質14g、鉄が1日の推奨摂取量の50%、カリウムが73%、マグネシウムが48%、銅に至っては158%も含まれている。
10. キヌア
キヌアは9つの必須アミノ酸をすべて含んだ、数少ない植物性食品の一つ。 そのせいか近年、とくにヴィーガンやベジタリアンの間で、主食としての人気が高い。さらに食物繊維の優れた供給源でもあるキヌアは、150gあたり4.2gの食物繊維が含まれている。
translation : Mutsumi Matsunobu photo : Getty Images ※この記事は、海外のサイト『netdoctor』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。