4月支給の年金から「天引きされる税金や保険料」には何がありますか?
年金だけに頼らない老後対策をしておこう
本記事では、4月支給の年金から天引きされる税金や社会保険料について詳しく紹介していきました。 国民年金の平均月額は「5万6316円」、厚生年金の平均月額は「14万3973円」となっていますが、これは額面の金額であり実際にはさらに受け取れる金額が少なくなります。 平均額と天引き事情から「思っていたよりも受け取れる年金額が少ない」と感じた場合は、年金だけに頼らない老後対策をしておけると良いです。 近年では、新NISAやiDeCoといった、国が主導となる資産運用の制度もあるため、これらをうまく活用しながら、老後資産の形成をしていけると良いでしょう。
参考資料
・日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・日本年金機構「年金振込通知書」 ・国税庁「No.1600 公的年金等の課税関係」 ・国税庁「復興特別所得税(源泉徴収関係)Q&A」 ・総務省「公的年金からの特別徴収」 ・いわき市「年金を受給されている65歳以上の方の個人住民税(市民税・県民税)の年金特別徴収について」 ・日本年金機構「年金Q&A(年金からの介護保険料などの徴収)」
太田 彩子