お昼デートには「淡色時計」でリラックスしたムードを纏う
◆ パルミジャーニ・フルリエ/ミニマルデザインの美しさ際立つ繊細なカラー
メゾン創設当初から長く看板コレクションとして君臨したトリックが、現代の男性のワードローブに似合うドレスウォッチとして復活。こちらは最もシンプルなスモールセコンドモデルです。 ローレット加工のベゼルで縁取られたプラチナケースには、ごくごく淡いヨモギのような色合いの文字盤をセットしていますが、パルミジャーニ・フルリエは巨匠ル・コルビュジエの設定したカラーパレットを参考にして色の選択をしています。古典的なグレイン仕上げの風合いにより、時計全体からどこか柔らかなムードが漂います。 高級素材のアリゲーターにあえてヌバック加工を施し、パステル調のカラーに仕上げたストラップとのマッチングも最高。リラックスしたラグジュアリー感を湛えた、パルジャーニ流のモダンなドレスウォッチです。
◆ ピアジェ/メゾンの150周年を祝う特別な文字盤です
ピアジェの卓越したウォッチメイキングとエスプリから生まれたラグジュアリースポーツウォッチ、ピアジェ ポロ デイト。今年は柔和なベージュカラーの文字盤が登場しました。 実はこちらは1979年に誕生したオリジナルのピアジェ ポロと、現代のピアジェ ポロ デイトとの架け橋となるべく誕生したモデル。文字盤には1979年モデルと同様のゴドロン装飾が施され、スポーツシックなデザインのエレガントなアクセントなっています。 ベージュとブラウンラバーストラップで全体的にワントーンで仕上げたところも洒脱。何より世の女性に絶大人気のピアジェゆえ、こんな時計でデートに現れれば彼女が喜んでくれることは確実でしょう。
◆ ロンジン/オールドロンジンの気品にモダンな艶を加味
2022年のブランド190周年の年に登場するや、たちまち大人気となったロンジン マスターコレクション 190周年記念モデル。こちらはその象徴的なディテールはそのままに38.5mmにサイズダウンし、なおかつ秒針を古典的なスモールセコンドにアレンジしたシリーズの一本です。 程よく華やぎ感ある淡いサーモンピンクの文字盤を装着したことで、筆記体のロゴやブルースティールの針、そして珍しい彫り加工によるブレゲ数字といった美しいディテールが一層際立ち、より可憐なクラシカルウォッチといった風情に。 小ぶりのサイズですから袖口での見栄えはあくまで控えめで、カラー文字盤の時計が初めてという人でも付けやすいでしょう。ロンジンらしい気品とエレガンスにさりげなくモダンな艶をプラスした、実に美味しいモデルです。 ※掲載商品はすべて税込み価格です 写真/渡辺修身 スタイリング/石川英治 ヘアメイク/勝間亮平 文/吉田 巌 編集/岸澤美希(Web LEON) 撮影協力/川崎キングスカイフロント東急REIホテル