デイトナやサブマリーナーを大量購入して荒稼ぎ…!巨大「ロレックス転売グループ」と「正規品販売店」の密接交際…キャバクラに連れて行って篭絡、キックバックも約束!
ひと月に70本もの希少モデルを仕入れ、即転売。莫大な利益をあげる巨大転売組織が福岡にあった。一般顧客は買えないのに、なぜ彼らは大量購入できるのか。暴力団まで関わる転売システムに迫る。 【写真】「富士山が見えないから切った」中国資本ホテルが隣人宅のヒノキを無断で伐採 前編記事『ロレックス正規品販売店や買取店もグル、背後には暴力団まで…!儲かってしょうがない…!福岡・巨大「ロレックス転売グループ」が行う「希少モデルを月70本大量入手」の驚愕手口』より続く
店公認の転売ヤー
同一名義による購入の制限のほか、ロレックスの販売店は転売防止のためにさまざまなルールを定めている。「個別の顧客との連絡先の交換禁止」もその一つだが、店長のなかにはそのルールを破ってX氏と接近する者もいた。 ある販売店の元従業員が言う。 「X氏はいつも我が物顔で店に現れて、店長と親しげに話していました。二人の関係を揶揄して『店公認の転売ヤー』という人もいたくらいです。また、X氏と店長は店の外でも頻繁に交流していた。店長が『これからXさんと食事してくる』と言っているのを何度も聞いたことがあります」 6年ほど前からロレックス転売を行うようになり、巨大なシステムを築き上げたX氏。ではなぜ、莫大な利益をあげていたにもかかわらず、A氏の出資金を返せなくなったのか。 前出・転売グループの関係者が内情を語る。 「X氏が経営するキャバクラ店や、転売グループのケツモチ(後ろ盾)は地元の暴力団です。X氏は暴力団からも出資金を出してもらっていただけでなく、個人的にも多額の借金があった。法外な金利を払えなくなり、ロレックス転売で集めた出資金を充てていたのです」 転売防止のルールに抵触しているだけでなく、カネが暴力団に流れているとすれば、違法性を問われかねない。
暴力団が出資してくれた
日本ロレックスは取材に「ノーコメント」、Xグループの購入先だった店舗を運営する正規代理店は「事実無根の虚偽である。報道した場合は法的手段を取る」と回答した。 そこで筆者は、北九州に飛び、当事者たちに直接取材した。 まず、転売グループのボスであるX氏。面談での取材には応じず、電話で質問に答えた。 ―正規品販売店から便宜を図ってもらっていたのは事実か。 「私は月に50本以上の時計を売買する転売ヤーです。店舗をめぐってたまたま買えただけです」 ―詐欺の疑いで被害届も出ている。 「カネを返せていないことは事実。だが出資ではなく、カネの貸し借り。詐欺ではない」 ―なぜ、カネを返せていないのか。 「借金の返済に充てました。誰に返したかは言えません」 ―暴力団ではないか。 「……(暴力団幹部は)出資はしてくれていました。まだ数百万円の借金が残っています」
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