菅野智之、オリオールズでは「先発4、5番手が濃厚」「イニング・イーターを期待」アメリカメディアが予想。年俸20億円の単年契約
巨人から海外FA権を取得した菅野智之投手(35)が16日(日本時間17日)、オリオールズと契約に合意した。単年契約で、年俸は1300万ドル(約20億円)。米スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者が第一報を伝えた。 ◆ようこそ菅野智之…オリオールズ公式が歓迎ポスト【写真】 米ピッグタウン・スポーツは「菅野智之は豪腕ではないし、エースでも先発2番手でもない。だが、先発4、5番手としてオリオールズのローテを後ろで支えてくれる存在になるはずだ」と評した。 また、具体的には「健康ならば160~180イニングをこなしてくれるだろう。健康面は今季のオリオールズが本当に苦労した点で、先発4、5番手が6~7回まで投げてブルペンを休ませられることがほとんどなかった。ブルペンを休ませることは、チームの勝利にとって大きな助けになるのだ」と、菅野にいわゆる『イニング・イーター』としての役割を期待した。 大リーグ公式データサイトのファングラフスと大リーグ公式サイトは、そろって現時点でのオリオールズの先発ローテ構成をザック・エフリン、グレイソン・ロドリゲス、ディーン・クレマーに次いで菅野を4番手と予想。米放送局CBSスポーツは先発3番手までに同じ名前を挙げ、4番手以降は未定とした。 ローテ順について、米ザ・スコアは「先発ローテの後方に配置されるのが濃厚だ。層の厚さとイニング・イーターを欲しているオリオールズで、アルベルト・スアレス(元ヤクルト)やトレバー・ロジャースらと先発5番手を争うことになるだろう」と予想した。
中日スポーツ