<春に挑む>関東一 選手紹介/7 市川歩内野手 /東京
◇捕球、送球さばき難なく 市川歩内野手(2年) 守備に自信があり、捕球も送球も難なくさばく遊撃手。昨秋の都大会中、二塁手の小島想生(そお)(2年)と互いの練習用の帽子に「最強の二遊間」と書いて気合を入れた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 打撃が課題だったが、大会前から消灯時間後に30分間素振りや打撃練習をしてきた。その成果もあり、準々決勝では、3点を追う七回無死二、三塁で中堅手の頭を越える2点適時三塁打を放ち、逆転劇につながった。 この冬は、フォームを研究しながら低い打球を打つ練習に力を入れている。 3歳上の兄・祐さんは同校野球部OBで、2019年夏の甲子園を経験している。年末の帰省時にキャッチボールをしたり、甲子園の雰囲気について話を聞いたりした。 小学生の時に祖母から書道を教わり、同学年の部員の中では一番字がきれいと自負している。【小林遥】=つづく ……………………………………………………………………………………………………… (1)右投げ右打ち(2)172センチ、69キロ(3)東京日本橋ボーイズ(4)守備でも打撃でもファインプレーをして、日本一になって東京に帰ってきたい。 〔多摩版〕