CEOに聞く 自身が没頭した野球に恩返しをーー株式会社だんきち
コンサルティング会社から自身で起業を思い立った『株式会社だんきち』の与島大樹社長。「自分自身が小さいころから野球をやっていて、スポーツを共有できるサービスを作りたかった」と思いついたのがスポーツを共有する『スポとも』、野球・ソフトボールに特化した『だんきち』だったと言います。スマホを使ってさまざまなスポーツを友達、家族と共有し楽しむことができるサービス。今後はスマホで野球の指導を受けることのできるサービスも検討中だといいます。
――起業したきっかけは何だったんですか? 大学を卒業後、コンサルティングの仕事をずっとやっていました。そこで、いろんな企業と接していく中で、自分で起業してやっていきたい、という気持ちが芽生えるようになってきました。コンサルでの経験を生かすこともできるので、割と迷わず動けました。 ――「スポとも」、「だんきち」というサービスにした理由は? スポーツは仲間同士で共有できるので、たくさんの人にサービスを使ってもらえるのでは、と思ったところもあります。それに、僕自身が幼い頃から野球と関わっていて、野球に恩返ししたい、という思いもありました。それで、何ができるかを考えたときに、スマホを使って動画を仲間と共有したり、自分自身が練習に役立てれるようなサービスを提供したいという思いがありました。 ――ドコモのベンチャー支援プログラムの第2期生ですが、本拠地は大阪。こだわりはあるのですか? 僕は大阪の摂津市っていうところで育ったのですが、摂津市って有名なものがあまりありません。将来的な話になるかもしれませんが、摂津市におもしろい会社がある、立派な会社があるって言われるようになりたいと思ってます。自分たちが摂津市を代表する会社になっていければ、うれしいです。今は、大阪と東京を行ったりきたりの生活ですが、スマホを使って、全国どこでもサービスを共有できるのと同じで、リモートで摂津市にいながら、東京にいるように仕事ができるようになればいいですね。