4度の逆プロポーズ「私が幸せにしてあげたい」でキム兄と結ばれた西方凌 不妊治療中は「周囲の妊娠をうらやましく思った」と本音も
バラエティ番組『恋のから騒ぎ』での活躍を機に芸能界デビューを果たした西方凌さんは、木村祐一さんが初監督を務めた映画に出演したことがきっかけで、交際を始めました。4度目の結婚をためらう木村さんにかけた言葉や、体外授精でお子さんを授かるまでの道のりを伺いました。(全4回中の2回) 【写真】「かわいすぎる」西方さん夫婦の新婚時代のプリクラ公開(全11枚)
■キム兄初監督の映画に出演「芸名も彼が考えて」 ── 上京して数年後、のちにご主人となる木村祐一さんが初監督を務めた『ニセ札』で俳優デビューされました。木村さんとの出会いについて聞かせてください。
西方さん:左官屋を辞めて上京してから、4年間ぐらいバイトで食べつないでいたのですが、父を突然亡くした母の気を紛らわせるために「から騒ぎ」に応募したり芸能活動を始めたりしていたので、結局、自分がこの世界で何をしたいのかがわからなかったんです。モデルの仕事をしたり、アイドルとフットサルチームを組んだりしたものの、そんな甘い世界ではないし年齢も上のほうだったので、何をしてもパッとせず。 そんななか、PV出演のオーディションを受けて何度か出させていただいているうちに「演技をやってみたい」と思うようになり、ちょうどそのタイミングで、友だちから「木村さんの誕生日会があるから行かない?」と誘われたんです。いつもはバイトが忙しくて誰かの誕生日会に行ける状況ではなかったのですが、1か月くらい前に「絶対見てもらったほうがいいよ」と勧められて行ったスピリチュアルの先生から「今悩んでいることあるでしょう。その悩みを解決したければ、今やっている時間を取られることをやめなさい」と言われて。あまり信じるタイプでもないのですが、やってみるだけやってみようかなとバイトを抑えたばかりだったので、行くことができました。
誕生日会では、たまたま彼(木村祐一さん)の隣に友だちが座っていたので、私も会話をすることができて。「仕事は何してるん?」と聞かれて「いろいろとしてたんですけど、最近は演技をやってみたいと思っているんです」と返答したら、「ちょうど今、映画を初めて撮ろうとしてて、ある役に無名の女優さんを使いたいと思ってる。オーディションを受けてみないか」と言ってくれて。最初は、そういう手口で狙ってるんでしょ?なんて思っていたのですが(笑)、本当に後日オーディションの話を事務所にくれて、出演の機会を得ることになりました。