【欧州CL】守田英正のスポルティング、マンCを4-1粉砕 マンU移籍アモリム監督に白星贈る
<UEFA(欧州)チャンピオンズリーグ:スポルティング4-1マンチェスターC>◇5日(日本時間6日)◇1次リーグ第4節◇リスボン 【写真】胴上げされる、スポルティング・アモリム監督 日本代表MF守田英正(29)の所属するスポルティング(ポルトガル)が、ホームで強豪マンチェスター・シティー(イングランド)から衝撃的な勝ち点3を挙げた。マンチェスター・ユナイテッドへ電撃的に移籍するアモリム監督のラストマッチを、4-1という圧勝で飾った。 先発出場の守田は前半4分、自陣ゴール前でのビルドアップで背後からマンチェスターCのフォーデンにボールをかっさらわれ、左足でゴールを奪われてしまう。大事にしたい立ち上がり早々に失点を喫した。 それでも守田のパスを起点に追いついた。前半38分、自陣最終ラインから守田が右サイドのMFケンダへ浮き球のパスを送る。ケンダはドリブルで少し運び、前方へスルーパス。FWギェケレシュが右サイドから持ち込みゴールを決めた。 1-1として前半を終えた後半はスポルティングが鋭いカウンター攻撃を仕掛けた。後半開始からわずか20秒、自陣からテンポのパスワークで左サイドから崩し、最後はMFアラウホが勝ち越し点を決めた。 続けて1分後、カウンターからエリア内に入ったFWトリンコンが倒されてPKを獲得。後半4分にギェケレシュが落ち着いてキックを決めて3-1とリードを一気に広げた。 逆に後半24分、マンチェスターCにハンドでPKを与えたが、ハーランドのキックは強烈にゴールバーを叩いて失敗。これで流れは再びスポルティングへと傾いた。同34分に左からエリア内へ進入したFWカタモが倒されてPKを獲得。2分後、ギェケレシュが再び冷静にゴールを奪い、4-1。マンチェスターCから4ゴールという予想外の結果で、3勝目(1分け)を挙げた。暫定ながら2位に浮上した。 守田は後半30分までプレー。試合開始早々のミスはあったが、中盤の底でいつもの攻守に落ち着いたプレーを披露し、勝ち点3に貢献した。チームを離れるアモリム監督に大きな勝利を贈った。 敗れたマンチェスターCは今大会初黒星で、2勝1分け1敗の暫定6位となった。