ニセ電話詐欺対策ハンドブック 協力の大学生らに感謝状
九州朝日放送
相次ぐニセ電話詐欺の被害を減らそうと、九州産業大学の学生らが、警察と協力して「電話対応ハンドブック」を作成したことに対して18日、福岡県警から感謝状が贈られました。 九州産業大学(福岡市東区)で感謝状が渡されたのは、臨床心理学やデザイン学を専攻する学生や大学院生ら6人です。 今回、福岡県警が発行するニセ電話詐欺対策の電話対応ハンドブックに、新たに「SNS型投資・ロマンス詐欺」などの項目を追加するにあたり、学生らがデザインなどを担当しました。 芸術学部2年の坂本愛さんは、「詐欺被害っていうのは被害にあった本人だけじゃなくて、家族や友人にも影響が出るので、それを防ぐ形になれば」と話しています。 今年の福岡県内の「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害額は、10月末までに約60億円となっていて、県警が注意を呼び掛けています。
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