高校生の子どもに「iPhone16」を買う予定だけど、子どもは「iPhone16 Pro」を希望! でも高校生に「16万円」の機種は不安なのですが、買い与えて大丈夫でしょうか…?
iPhoneは10代・20代に人気のスマホで、日本時間の9月10日には新製品も発表されています。しかし、「子どもに買ってあげられるような値段じゃない」と感じている人もいるでしょう。 本記事では、高校生のスマホ買い替えについて、上位機種の購入の是非や安く買い替えるコツなどを解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
上位機種はオーバースペック?
iPhone16 Proは、iPhone16と比べると図表1の箇所に違いがあります(金額は2024年11月20日時点)。 図表1
Apple iPhone16 Proより筆者作成 iPhone16 Proは、3眼のカメラが特徴で、通常・望遠・超広角カメラが装備されています。また、CPUも現時点で最高クラスのものを搭載しており、バッテリー持ちもiPhone16よりよいです。 一方、iPhone16は最新のA18チップを搭載しています。そのため、サイトやSNSの読み込みなどは十分快適に行えます。さまざまなカラーを選べるうえ、価格もProシリーズより安いです。 iPhone16 Proはカメラ機能に強みのある機種です。そのため、SNSの写真にこだわりたい、写真撮影が好きという学生には向いているでしょう。一方、SNS閲覧やブラウジング、ゲームさえできればよいのであれば、スペック的にはiPhone16でも問題ありません。よって、人によっては、iPhone16 Proの利用はオーバースペックといえるでしょう。
高校生にiPhoneの上位機種は買い与えてよい?
新作iPhoneの価格に「高校生のような未成年の学生に、約16万円もするiPhoneを買い与えていいのか」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 その場合、Proシリーズの購入は「どのような理由で欲しいのか」を明確に答えてもらうのも手です。 例えば、高校生の子どもが将来「映像制作や撮影の仕事をしてみたい」というのであれば、iPhone16 Proのカメラを使いながら撮影・編集スキルを磨くこともできるため、未来に役立つ経験になるかもしれません。 一方「スマホはLINEやSNSが使えればよい」「なんとなくProを使ってみたい」といった理由であれば、本当にProシリーズが必要かよく検討したほうがいいといえます。 iPhone16とiPhone 16 Proは3万円以上価格が異なるため、たとえ分割払いでも月あたりの負担額は異なります。通常機種でも問題ない使い方なのであれば、わざわざ上位機種を購入する必要はないでしょう。 新作iPhoneの発売直後は、機種変更時にiPhone16がなく、iPhone16 Proしか在庫がないといったケースもあります。「どうしても今すぐ欲しいから」とProを購入することは避け、機種を変えるタイミングをずらすなどして「本当に今変えたほうがよいのか」「機種を変えたことで毎月の支出はどれくらいになるのか」を冷静に考える期間を設けてはいかがでしょうか。