日本で一番「森林面積が小さい」都道府県はどこ? 正解したのは全体の約3割だった
日本で一番森林面積が大きいのは北海道です。それでは、日本で一番「森林面積が小さい」都道府県はどこかご存知でしょうか。 ◆【写真2枚】都道府県の森林面積ランキング(小さい順)を見る 今回アンケートで尋ねたところ、全体の約3割が正解しました。 記事後半では、日本で一番「森林面積が小さい」都道府県の経済面について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で一番「森林面積が小さい」都道府県はどこなのか
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「東京都」「大阪府」「香川県」「神奈川県」の4択のうち、「日本で一番『森林面積が小さい』都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、回答者全体の38%が東京都と回答。 次に多かったのは34%の大阪府。そして20%の香川県、8%の神奈川県という順番になりました。 ちなみに各都府県の森林率は、香川県・47%、神奈川県・39%、東京都・39%、大阪府・30%となっています。全国平均は67%で、日本で一番森林率が高い都道府県は、高知県の84%です。 ※各都道府県の森林面積・森林率は2022年3月31日時点のもの
「森林面積が小さい」都道府県一覧を見てみると…
林野庁が公表している「都道府県別森林率・人工林率(令和4年3月31日現在)」によると、日本で一番「森林面積が小さい」都道府県は大阪府で、5万6738ヘクタールです。 そして二番目に森林面積が小さいのは、東京都の7万8937ヘクタール。香川県の8万7829ヘクタール、神奈川県の9万4258ヘクタールという順番でした。日本で一番森林面積が大きい北海道は553万6144ヘクタールで、大阪府の約100倍の大きさとなっています。 日本で一番大きい湖である「琵琶湖」の面積が6万5984ヘクタールなので、大阪府全体の森林(5万6738ヘクタール)は琵琶湖にすっぽり入るという計算になります。 大阪府は森林面積だけでなく、面積が小さい都道府県としても有名。日本で一番面積が小さい香川県(18万7692ヘクタール)に次いで、二番目に小さい(19万534ヘクタール)のです。