能登半島地震から4か月 輪島市の小中学校で給食再開、児童“おかわり”も
能登半島地震から1日で4か月。石川県輪島市の小中学校では、休止していた給食が再開しました。 1日正午前。輪島市内の中学校に運び込まれたのは学校給食です。 輪島市では元日の地震で市内に5つある調理場が被災して給食の提供ができず、県内の業者などが弁当を手配していました。 今回、一部の調理場が復旧したことにより、およそ4か月ぶりに市内12の全ての小中学校で給食が再開しました。 「4か月ぶりの給食です。味わって食べましょう、いただきます」 市内6つの小学校の児童を受け入れている輪島中学校では、カレーライスと大根サラダなどが用意され、児童たちは久しぶりの給食に笑顔を見せていました。 中にはおかわりをする児童も。 児童は 「とてもおいしいです、あと100杯はいけますね」 「前まで弁当だったけど給食になって『おいしいね』みたいな話ができるのが楽しい」 輪島市では、効率よく給食を作れるよう、ほかの調理場についても復旧の準備を進めているということです。