【日本ハム】福島蓮「球速上がると思う」来季開幕ローテ実現へオフも肉体の“ベースアップ”
日本ハム柳川大晟投手(21)と福島蓮投手(21)が28日、北海道・北広島にある球団事務所で契約更改交渉に臨み、ともに1060万円増の1600万円でサインした。クローザーとしても活躍した柳川は球団に先発転向を直訴。前向きな返答をもらい、今オフは投球の幅を広げるべく新球種に挑戦することを明かした。福島は来季の目標に開幕ローテと掲げ、ライバルとなる柳川に負けない飛躍を誓った。(金額は推定) ◇ ◇ ◇ 今季飛躍した福島は、オフも肉体の“ベースアップ”に努める。1軍デビューして2勝を挙げた190センチ右腕だが、まだ体重は78キロ。シーズン中から継続する補食も含めた食事量を増やすことはもちろん、ウエートトレーニングでも筋量アップを図っている。来季へ向けて「一気に上がらないと思うので2、3キロ上がればいいかなと思います」と、まずは80キロ超えを目指していく。 育成から支配下契約となり、プロ初勝利も挙げて年俸も大幅増となったが、「内容があまり良くないことが多かったので、満足はしていないですね」。今季終盤から投げ始めたスラッターを磨き、新たにチェンジアップも習得予定。その上で「体が大きくなったら球速も上がると思う」と見据える。 育成同期入団の柳川も先発挑戦の意向を示した。「負けないように…って言っときます」とニヤリ。チーム内競争を勝ち抜ける進化を遂げて、色紙に書いた「開幕ローテ」という目標を実現する。