あの時代にタイムスリップ! 昭和レトロを詰め込んだガレージ|旧車の棲むガレージ
【あの時代にタイムスリップ! 昭和レトロを詰め込んだガレージ】 ガレージとは、ただクルマを保管するだけの空間ではなく、自分の趣味を楽しむための空間として使われることも多い。さらにその趣味の部分が高じると、クルマがメインなのか、趣味の品々のコレクションがメインなのか分からなくなってしまう、ということが往々にしてあるのは、趣味人であればよく分かるだろう。 【画像24枚】江戸時代からの歴史ある建造物と町並みが残る周辺の風情に惚れ込んだオーナーが造り上げたガレージ オーナーのガレージは、まさにそんな趣味の空間として完成された場所である。壁面にはレトロなホーロー看板や広告プレートがディスプレイされ、天井にも懐かしい電飾看板が多数設置される、昭和の町並みを凝縮したようなガレージとなっている。 さらに窓は面格子の鉄製サッシなど、こだわりは尽きない。ガレージの外にはコカ・コーラのロゴが入った赤い木製ベンチや井戸の手押しポンプが並び、さらにその隣には、実物の昭和時代の木製電柱を払い下げで譲り受けて建てている。もちろん井戸や電柱としては使われていないが、昭和の雰囲気を完ぺきに再現しているのだ。
オーナーが昭和レトロにハマるきっかけとなったのはあのクルマ!?
このような昭和レトロのマニアになったきっかけは、かつて手に入れたスバル360から。そこから和製ビンテージ、特に昭和レトログッズを収集するようになっていったという。 普段はラビットスクーターを収納している趣味の部屋には、さまざまな昭和アンティークが並べられる。とくに目を引くのがソフトビニール人形のコレクションで、懐かしいキャラクターたちのソフビ人形は販促用で市販されなかった物が多く、かなり希少なコレクションとなっている。 クルマはその後、仕事にも使えるミニキャブのトラックを入手。そこから後に乗り換えた81年式ハイゼットトラックに加え、完全趣味グルマとしての71年式ハイゼットバンも手に入れたという。 いずれも完ぺきにレストアを施したうえ、当時らしさを感じさせるカスタムを施している。 見ての通りバイクも多く、スズキGT750、カワサキG4TR、富士重工のラビットスクーター、そしてダイハツハローは部品取り車を含めて2台持ち、というラインアップだ。