【兵庫県明石市のお土産レシピ】 水菜たっぷり「焼き穴子うどん」 穴子の頭で出汁をとると極上の一杯に
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。 ※本記事は、再公開したものです(初出:2023年4月14日)
vol.274 明石のめぐみのっけうどん
料理研究家・上田淳子先生のスーパーナビゲートで兵庫県明石市を旅してきました。「魚の棚(うぉんたな)商店街」という実に魅力的な通りがあり、そこで焼き穴子を購入。穴子の頭をサービスして頂きました。出汁にするといいよというアドバイスをいただいたので、穴子の頭で出汁をとって。上田先生おすすめの明石の水菜とわかめものっけて。 「関西の水菜はさっと湯にくぐらせるだけ、煮すぎちゃだめよ」という上田先生の言いつけに従い、今日は熱々のうどんにのっけて混ぜながら明石のめぐみを頂きました。 ■材料(1人分) ・焼き穴子:好きなだけ ・水菜:1/4束 ・わかめ:適量 ・うどん:1玉 ・出汁:300ml ■作り方 (1) わかめは水でサッともどす。水菜は5センチの長さに切る。 (2) うどんは袋の表示通りに茹で、器に入れる。温めた出汁をそそぎ、穴子、水菜、わかめをのっけて、混ぜながら食べる。 水にあなごの頭を入れて煮ること30分、実においしい出汁がとれました。あなごの出汁茶漬けと炊きこみごはんにも使いましたよ。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ