「日本人はマナーもいいし親切」 心打たれた景色…感激した“和の文化”
日台の交流が盛ん…統一ライオンズのチア・Minaは大の日本好き
日台プロ野球球団の交流が、近年さらに盛んになっている。台湾南部の台南市に本拠を置く統一ライオンズでは、同じ“獅子”を冠する埼玉西武ライオンズとコラボを実施。統一のチア「Uni-Girls」は今年7月にベルーナドームでパフォーマンスを披露した。親日家のメンバーも多く、大の日本好きだというMinaは、スケジュールが合えばひとりで旅行に訪れることもあるという。 【画像】沖縄・石垣島への旅行を水着姿で報告するMina 人気チアとしての多忙な日々の合間を縫って、大阪や青森、沖縄など日本各地にひとり旅。「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」「推しの子」などのアニメが好きで、日本の文化に興味を注ぐ。2024年シーズンから新たに加わった日本人メンバーのNozomiとChihiroに教えてもらいながら、日本語を独学で勉強中だ。 「日本人はマナーもいいし、みんなとても親切だから本当に毎回、日本を旅行するといい経験ができます。青森の雪景色はきれいで、特に印象に残りました。青森に行く途中、岩手を通りましたが、大谷翔平選手の出身地ですよね。ひとりで旅行をしている時は日本語ができないと不便なので、基本的な日本語の会話を勉強中です」 今年6月には、甲子園球場での阪神-西武の交流戦で開催されたイベント「台湾デー」に出演。「日本は野球が好きな人が多いですね。球場もすごく見やすくて、ショップなどへのルートもわかりやすい。ファンの方のテンションも高くて、私もその雰囲気に興奮してしまいました」と振り返る。統一の本拠地・台南球場の収容人数は1万2000人。甲子園の広さと、ファンの多さに感激した。 日本に留学することが、最近の夢。「日本語を勉強して、台湾の旅行番組で日本のいいところを紹介したいです」と具体的な目標も掲げる。異国への愛に溢れるチアは、日台のそれぞれの魅力を発信していく。
篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki