メジャー球団が使用する最新機器がタマスタ筑後にも TNC五十嵐悠香アナが「データサイエンス」に迫る
TNCテレビ西日本の若鷹応援番組「とべとべホークス」の11月20日放送分が、公式YouTube「ももスポチャンネル」で28日に公開されました。今回のテーマは「データサイエンス」。福岡ソフトバンクの4年ぶりのリーグ優勝を支えた最先端の分析技術や設備に、五十嵐悠香アナウンサーと迫ります。 ■常勝軍団ホークスを支える「データサイエンス」??【動画はこちら】 今年10月、タマスタ筑後では一般参加者に最新技術を公開。今季、打撃コーチからR&D(動作解析)に就任しチームを支える長谷川勇也(39)さんが講習を行う姿もありました。 そんな中、今、一番ホットなマシーンがタマスタ筑後に導入されています。その名も「トラジェクトアーク」。城所収二R&Dグループチーフによると「ピッチャーの映像が出るものはバッティングセンターにもあるが、この機器では実際の投手が投げる球質を再現できる」。スクリーンには等身大の投手が映し出され、それぞれのリリースポイントに合わせて投球が再現されます。この機器、メジャーでは半分以上の球団がすでに取り入れ、ドジャース・大谷翔平選手も使用していることを知った孫正義オーナーが導入を後押ししました。 小山亮チーム戦略室長は「主力選手はもちろん、育成から支配下登録された選手など若手の台頭も並行してできている。成果につながっているのでは」と評価。来年には1軍でも導入される予定です。 コメント欄には「将来こんな仕事してみたい」「近所のバッティングセンターにあったら最高なのに」などの声が寄せられていました。 ◇ ◇ ◇ 五十嵐悠香アナウンサーの取材後記「とべとべ悠刊号」!ファームの選手たちを中心に、ときにはプライベートの情報まで踏み込む番組の〝ウラ話〟を紹介します。
ルーキーが口をそろえる〝充実ぶり〟
タマスタ筑後に導入されたトラジェクトアーク。あの大谷翔平選手も使用しているという最先端マシンがあるのは、ホークスの選手にとってこれ以上ない環境だと思いました。 毎年ルーキーの選手を取材していて、「ホークスに入団して驚いたことは?」と聞くと、多くの選手が口を揃えて、「タマスタ筑後の設備や環境の充実さ」と答えています。一度、寮の中を取材した際、そこはまるでホテルのような空間だったので、あまりの快適さに「私もここに住みたいなぁ」と思ったほどでした(笑)。 何不自由なく野球に集中できるホークスのファーム施設は、他球団と比べてもトップレベルと聞いています。未来のホークスを担う選手が育つ場においてのトラジェクトアークの導入は、これからのホークスがもっと強くなるための希望になりそうだなと思いました。