【2024年10月から値上げ】 10月から郵便料金が値上げされますが今からできる対策ってありますか?
2024年10月1日より、全国の郵便局で値上げが実施されます。一部の商品を除き、郵送料金や商品価格の多くが値上がりするため、今から対策を考えている方も多いでしょう。 そこで本記事では、具体的な値上げの詳細と、値上げに向けて今からできる対策について解説します。
10月から郵便料金はどう変わる?
郵便料金は、書類のサイズや重量など郵送物によって異なります。今回の郵便料金の改定で値上げが実施されるものは、以下の通りです。 ●通常はがき ●定形郵便物 ●定形外郵便物 ●レターパック ●スマートレター ●速達 ●特定記録郵便 一方、値上げの対象外となるものは以下の郵送物です。 ●一般書留および現金書留 ●簡易書留 ●ゆうパック ●ゆうパケット ●ゆうメール ●特約ゆうメール すべての商品や郵送手段が値上げされるわけではないので、注意してください。 ■値上げ幅は最大約35% 郵便料金の値上がり幅は、図表1の通りです。 図表1
出典:日本郵便(株)「2024年10月1日(火)から郵便料金が変わります。」より筆者作成 値上げの割合は一律ではなく、商品ごとに異なる値上げ料金が適用されています。今回の改定で、最大の値上げ率は通常はがきの約35%です。金額で見ると、定形外郵便物規格内(1キログラム以内)の170円がもっとも高い値上げ幅でした。一通のみでは大きな値上げに感じないかもしれませんが、年賀状や請求書など、大量に郵便物を送る場合はコストがかさんでしまうでしょう。 ■切手は新料金に合わせた額面が販売される 日本郵便は、新料金に合わせた切手を9月2日より発売を開始します。既存の切手と組み合わせて郵送に使えるよう、差額分の切手も販売してくれるようです。また、レターパックやスマートレターなど、切手と封筒が一体型の商品も同時発売されます。 既存のレターパックやスマートレターでも、差額分の切手を貼れば問題なく使用可能です。新料金に合わせて旧式のものが使えなくなるわけではないため、安心してください。