現金は総額1億6876万1829円 スイカや入れ歯に消火器も 増加傾向の落とし物
(アミュプラザみやざき・インフォメーション 田上智絵さん) 「ゲームセンターご利用のお客様のお財布や携帯、あと、プリクラ機の中に学生の方が学校の制服やカバンをお忘れになったり…」 中には不思議な落とし物も。 (アミュプラザみやざき・インフォメーション 田上智絵さん) 「手洗いの中に、中身が空のスーツケースが置いてあったこともありました。まれにあるのですが、お使いにならないので、そのまま置いていかれるっていう方もいらっしゃいますね」 ■バスの落とし物は「端っことかにあることが多い」 一方、こちらは宮崎市の宮崎交通中央営業所。 運行終了後は座席付近に落とし物がないか、運転士が必ず点検を行っている。 (宮崎交通中央営業所 松江悠さん) 「例えば、一人掛け席であれば、こういった端っこのほうに傘とか、杖とかが落とし物として多いです。後ろの席になりますと、スマートフォンがポケットから落ちたとか、ちょっと置いてそのまま降りて行かれる。この端っことかにあることが多いです」 運転士は乗客に注意を促すアナウンスを入れているが、落とし物は絶えないという。 その管理をしている事業所には… (宮崎交通中央営業所 松江悠さん) 「1週間分ぐらいの落とし物になります」 (記者) 「1週間でこんなに集まるんですね」 また、過去には、びっくりの落とし物も。 (宮崎交通中央営業所 松江悠さん) 「スイカとかの忘れ物が出てきたこともございます。あとは、入れ歯とか。早く連絡いただかないと心配になりますので、バスを降りられる際は、今一度、身の回りお確かめになって降りて頂ければなと思っております」 ■様々なアイテムが小型化していることも要因の一つ 宮崎県警察本部によると、去年、県内の落とし物は14万4000件余りに上った。 過去最多を記録した2019年に迫る数字だ。 落とし物のうち最も多いのは「現金」で、次いで、クレジットや保険証などのカード類、そしてタオルやハンカチなどの生活用品が続く。 (宮崎北警察署会計課 河野真一郎課長) 「ご覧の通り、傘とかですね、例えば、バッグ類とか届いております」