【F1】「リアム・ローソンが角田裕毅を上回るだろう」と“大胆予想”した海外記者。「RBで何をするのかとても楽しみ」と新ドライバーに期待
F1公式サイトで10月8日、4人の記者によるシーズン最後の6レースの予想内容が配信された。記事内では次戦アメリカGPからリアム・ローソンが今季初参戦するとあってRB、チームメイトの角田裕毅との対決への言及も度々見られた。 【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅のオフの表情を大特集! “殿堂入り”F1ジャーナリストとして紹介されたデビッド・トレメイン氏は「残りの6レースで楽しみにしているストーリーは」との質問に「リアム・ローソンがRBで何をするのかとても楽しみ。彼が昨年のアルファタウリ(現RB)での数少ない走りでやったことを考えると、この素晴らしい新しい機会をどのように扱うのか楽しみなんだ」と期待を込めた。 また、同氏は「シーズン残り6レースの大胆な予想」に「リアム・ローソンは、次の6レースで角田裕毅を上回るスコアを出すだろう...」と回答。その他の記者も「ローソンがRBで印象的な活躍をすれば、レッドブルのチーフたちは大きな決断を恐れない」「(セルジオ・ペレスが)ローソンにシートを奪われないためには、2025年を力強く終える必要がある」など、基本的にローソンがレッドブル昇格を叶えるか否か、といった論調で質問に答えていた。 昨季ローソンが代役参戦した5レースの決勝結果では角田1勝(0ポイント)、ローソン4勝(2ポイント)と負け越している角田だが、イタリアGPではマシントラブルのためスタートできず、シンガポールGPでは1周目の接触でリタイヤと満足に走れていなかった。また、予選結果では角田4勝、ローソン1勝と純粋な速さでは角田に分があった。 昨季の対戦成績は以上のようなものだが、今季のローソンはトップフォーミュラのグリッドに1年ほど立っていない。角田には海外記者の予想を覆すような圧倒的な走りを見せてほしい。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 【F1】“シート争奪戦”の参加者に「角田裕毅」を挙げたレッドブル幹部。「彼はスピードを失っていた。そこが気になっていた。でも...」
- 「可哀想なユウキ」 レッドブル昇格からは遠い位置に置かれる角田裕毅に元ドライバーも同情! 現地メディアは「もしローソンに勝てば…」
- 角田裕毅の速さを称賛したRBRチーム代表、その実力を“優秀なベンチマーク”として活用したことを認める「彼を基準点として、ダニエルと比較していた」
- “言葉狩り”で各方面から批判殺到のFIAスレイエム会長が嘆き「われわれが正当な評価を得ることは不可能」「FIA以外は評価され儲けている」
- 【F1】「あなたのレガシーは本当に尊敬する」角田裕毅が打ち明けたリカルドへの“思い”にファン反応「本当に良いチームメイトだったんだろうな」