パリ五輪「気球の聖火台」 一般公開され間近で鑑賞
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【7月29日 AFP】パリ五輪の開会式で、男子柔道のテディ・リネール(Teddy Riner)と、地元出身の陸上女子の名選手マリージョゼ・ペレク(Marie-Jose Perec)氏が聖火をともした「気球の聖火台」は、8月11日の大会終了まで、パリのチュイルリー公園(Tuileries Garden)で一般公開されている。 聖火の「揺らめく炎」は、水蒸気に光が投影されて電気で点灯する仕組みだ。気球の聖火台は、日中は地上につなぎ留められ、来訪者は間近で鑑賞できる。一方、日が暮れると地上60メートルの高さに上昇する。 気球の聖火台をデザインしたマチュー・ルアヌール(Mathieu Lehanneur)氏は、AFPの取材に対し「人々がなるべく近づけて、見やすく、オープンな聖火台にしたいと思った。どうすれば可能な限り人々の目に入るものができるのかを考え、空中に浮かべればいいのではと思った。(中略)そして、気球というアイデアが出てきた。気球の歴史をひもとくと、気球がフランスで発明されたことも人々は知ることができる」と応えた。 映像は27、29日撮影。(c)AFPBB News