まず収納グッズを買っていませんか?片付けできない人がやりがちな、やってはいけないこと
家全体を整理整頓するのは、とても大変な作業ですよね。特に、長年集めてきた思い出の品々を手放すといった個人的な作業の場合、なおさら時間がかかるもの。 一度に多くのことをやろうとするとすぐに手に負えなくなるため、整理整頓には忍耐と寛容さが必要不可欠です。でも、心配はご無用。実用的な整理整頓のシステムさえ構築してしまえば、家を整理整頓するのはとても簡単な作業になります。 【写真集】プロが教える、片付けでやってはいけないこととは?片付けができない人は要チェック ここでは、時間の使い方のミスや衝動買い、SNSの情報に影響を受けすぎるといった、プロの整理整頓家が頻繁に目にする、よくある間違い8選をご紹介します。もちろん、それらに対する簡単な解決策もご紹介します。
1日ですべて片付けようとする
玄関やキッチン、クローゼットに至るまで、散らかるのはあっという間ですが、整理整頓にはとても時間がかかります。 「散らかった状態はストレスとなるため、すぐに片付けなければならないと感じてしまうことが多いでしょう」と、ニートアンドオーダリー社の創設者で主任整理担当者のサリット・ ワイスはいいます。 「整理整頓とは、計画、断捨離、片付けというプロセスを踏む必要があり、予想以上に時間がかかります。1日ですべてやろうとすると、疲れ果てて、かえって整理整頓を放棄するという結果を招くことになります」 【解決策】 達成可能な小さな整理整頓からはじめて、定期的に休憩を取ります。 同時に全部ではなく、1部屋ずつ取り組むスケジュールを作成しましょう。
捨てずに片付けようとする
まずは断捨離からはじめましょう。身の回りがスッキリするとともに、収納するスペースをつくることができます。 「多くの人は不要なものを処分せずに整理しようとしますが、結局は時間の無駄になったり、余計にイライラすることになります」と整理整頓の専門家でコンポーズドリビング社の創設者であるエルサ・エルバートはいいます。 「いつも何かしら拾っては元の場所に戻す、ということを繰り返している人は、断捨離がうまくいっていない証拠かもしれません」というのはアーバンオーガナイズ社の創設者であるローラ・キンセラ。 「片付けは日々の生活に役立ちますが、断捨離がうまくいっていなければ、終わりのない片付けに疲れ果ててしまいます」 【解決策】 散らかっているという問題を根本から解決する、という目的をもって、断捨離や収納アイテムを購入するようにしましょう。 日々の片付けがはるかに楽になりますよ。