ヤクルト・木沢尚文、D育成1位の後輩・根岸辰昇へ助言「自分がやってきたことを継続して」
ヤクルト・木沢尚文投手（26）が26日、神宮外苑で行われた秋季練習に参加。慶応高の2学年後輩にあたり、ドラフト会議で育成1位指名された根岸辰昇外野手（24）＝ノースカロライナA＆T州立大＝へ助言を送った。 「プロに入るからといって焦らないで、自分がやってきたことを継続してやってほしい」 実はこのアドバイス。自身の苦い経験談を教訓にしている。「僕は『このままじゃ駄目だ』と思って、（慶大からドラフト1位で）プロに入るタイミングでいろいろ変えすぎて分からなくなった」。トレーニングや投げ方を変更し「ドツボにはまった」と1年目の1軍デビューはかなわなかった。 2年目の2022年から3年連続で50試合以上に登板し、ブルペンを支える右腕。ドラフト会議翌日の25日には根岸から「よろしくお願いします」と連絡が届き、「分からないことがあれば何でも聞いて」と伝えたという。慶応コンビで投打の柱となり、そろってお立ち台に上がる。（武田千怜）
