ブレイク必至!? ヤクルト、次世代のスター候補6人
いよいよ球春到来を迎えた2024年シーズンのプロ野球。レギュラーシーズンに向けて各球団がスタートを切ったが、チームの躍進には若手選手の底上げが不可欠といえるだろう。そこで今回は、今季のブレイクが期待されている東京ヤクルトスワローズの若手有望株を紹介する。
澤井廉
・投打:左投左打 ・身長/体重:180cm/98kg ・生年月日:2000年5月31日 ・経歴:中京大中京高 - 中京大 ・ドラフト:2022年ドラフト3位 2023年はルーキーイヤーながらイースタン・リーグの本塁打王に輝いた澤井廉。将来の主軸候補として期待されており、2024年は一軍での飛躍を目指すシーズンとなる。 中京大では1年春からレギュラーに定着し、4度のベストナインを受賞。恵まれた体格の長距離砲として注目を集めた。迎えたドラフト会議では、東京ヤクルトスワローズから3位指名を受けプロ入り。 プロ1年目は球団の育成方針の下、ファームの4番打者として実戦経験を積んだ。二軍では90試合に出場し打率.262、18本塁打、56打点、OPS.844の好成績をマーク。 一方、一軍では16試合の出場で打率.156、ノーアーチと結果を残せなかったが、持ち前の豪快なスイングを披露した。 同年10月に行われたみやざきフェニックス・リーグでも結果を残していたが、負傷により戦線を離脱し、2024年の春季キャンプは二軍スタートに。開幕までに状態を上げ、左翼のレギュラー争いに割って入りたい。
北村恵吾
・投打:右投右打 ・身長/体重:182cm/90kg ・生年月日:2000年12月18日 ・経歴:近江高 - 中央大 ・ドラフト:2022年ドラフト5位 2023年は二軍で2桁本塁打を放つなど、ルーキーながら光るものを見せた北村恵吾。プロ2年目の2024年は、一軍への定着が期待されている。 近江高時代は1年夏から主軸を務め、3年夏の甲子園では8強入りに貢献。中央大では一塁手としてベストナインを2度獲得し、2022年ドラフト5位で東京ヤクルトスワローズに入団した。 ルーキーイヤーは二軍が主戦場となり、一軍ではわずか12試合の出場に。それでも、プロ初安打を満塁本塁打で飾るなど強烈なインパクトを残した。 さらに、ファームでは96試合に出場し打率.234、10本塁打、46打点と持ち前の長打力を発揮。大学時代は一塁がメインだったが、二軍では三塁や遊撃をこなすなど、器用な一面 も見せた。 シーズンオフに行われたアジアウィンターリーグでは、18試合出場で打率.340、2本塁打、10打点の好成績。プロの水にも慣れた2024年は、一軍の舞台で持ち前の打棒を発揮したい。