ブレイク必至!? ヤクルト、次世代のスター候補6人
竹山日向
・投打:右投右打 ・身長/体重:182cm/84kg ・生年月日:2003年11月2日 ・経歴:享栄高 ・ドラフト:2021年ドラフト5位 2023年は試行錯誤のシーズンとなり、思うような結果を残せなかった竹山日向だが、抜群のポテンシャルを秘めている。 享栄高時代には甲子園への出場経験こそないが、150キロ超を誇る本格派右腕として、スカウトから大きな注目を集めた。迎えたドラフト会議では、東京ヤクルトスワローズから5位指名を受けた。 ルーキーイヤーは身体作りを中心に取り組んだため、二軍では5試合の登板にとどまったが、シーズン終盤に一軍へ昇格。初登板では1回1奪三振無失点と上々のデビューを飾った。 しかし、翌2023年は春季キャンプで一軍メンバーに抜擢されたが、オープン戦で結果を残せず二軍スタートに。その後もなかなか状態が上がらず、最終的に一軍登板なしに終わり、ファームでも14試合(35回1/3)を投げ2勝3敗、防御率4.33に終わった。 それでも、最速154キロを計測するなど高い潜在能力を誇り、大きな期待が寄せられている。高卒3年目を迎える2024年は、土台を固めて一軍の舞台で実力を発揮したい。
山野太一
・投打:左投左打 ・身長/体重:172cm/77kg ・生年月日:1999年3月24日 ・経歴:高川学園高 - 東北福祉大 ・ドラフト:2020年ドラフト2位 2023年は故障から復活し、飛躍の足掛かりを掴んだ山野太一。2024年は先発ローテーションへの定着と2桁勝利に大きな期待がかかる。 東北福祉大から2020年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団。プロ1年目から開幕ローテーション入りを果たしたが、デビュー戦は2回途中7失点でノックアウト。その後は長らく故障に苦しみ、翌2022年オフに育成契約となった。 それでも、2023年は故障が癒えて7月に支配下へ復帰。8月1日の読売ジャイアンツ戦で先発マウンドに上がると、7回無失点の好投を見せ、プロ初勝利を挙げた。 最終的に一軍では5試合に登板し1勝3敗、防御率4.15とまずまずの数字を記録。二軍では13試合登板で3勝2敗、防御率1.42と圧倒的な成績を残した。 チームでは、先発投手陣が喫緊の課題となっている。プロ4年目を迎える2024年は先発の一角としてチームを救う活躍を見せたい。
ベースボールチャンネル編集部