ブレイク必至!? ヤクルト、次世代のスター候補6人
赤羽由紘
・投打:右投右打 ・身長/体重:175cm/79kg ・生年月日:2000年6月29日 ・経歴:日本ウェルネス信州筑北高 - BC・信濃 ・ドラフト:2020年育成選手ドラフト2位 内外野をそつなくこなすなど、身体能力の高さが光る赤羽由紘。打撃での確実性を磨けば、レギュラー奪取を狙える逸材だ。 BCリーグ・信濃グランセローズから2020年育成選手ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団。ルーキーイヤーはファームで73試合に出場し打率.234、6本塁打、31打点、6盗塁をマーク。 翌2022年のシーズン途中に支配下登録を勝ち取ると、一軍デビューも飾り、10試合に出場するなど貴重な経験を積んだ。 2023年は開幕一軍入りを果たし、プロ初本塁打を記録したものの、29試合出場で打率.174と寂しい数字に。二軍では68試合に出場して7本塁打を放ったが、打率.186と確実性に課題を残した。 それでも、パンチ力のある打撃力に加え、二塁や遊撃など内外野のセンターラインをこなす守備力には大きな魅力があり、首脳陣からの期待も大きい。 2024年の春季キャンプでは、順当に一軍メンバー入り。バットで存在感を示し、一軍での立場を確立させたい。
沼田翔平
・投打:右投右打 ・身長/体重:175cm/77kg ・生年月日:2000年6月24日 ・経歴:旭川大高 ・ドラフト:2018年育成選手ドラフト3位 新天地で迎えた2023年は、先発投手として飛躍の足掛かりを掴んだ沼田翔平。育成契約ながら春季キャンプでは一軍メンバーに抜擢されるなど、大きな期待が寄せられている。 2018年育成選手ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団。高卒2年目の2020年に支配下登録に移行となったが、同年は5試合の一軍登板で防御率10.38と振るわなかった。 その後は再び育成契約を結んだが、ファームでも思うような結果を残せず、2022年オフに戦力外通告を受けた。 2023年から育成選手として東京ヤクルトスワローズに加入すると、巨人時代には経験のなかった先発に挑戦することとなった。 シーズン前半はスタミナ不足が目立ったものの、9月には3試合連続でクオリティ・スタート(QS)を記録するなど、急成長を見せた。 さらに、シーズンオフに行われたアジアウィンターリーグでは3試合に先発して2勝0敗、防御率0.47と圧巻の投球を披露。まずは支配下契約を勝ち取り、一軍の先発陣に割って入りたい。