ヤクルトの新助っ人ピーター・ランバート獲得にマクガフも太鼓判! 奥村国際グループ担当部長明かす
ヤクルトは12日、来季の新外国人選手として、今季まで米大リーグ、ロッキーズに所属し、フリーエージェント(FA)となっていたピーター・ランバート投手(27)と契約に合意したと発表した。1年契約で年俸は160万ドル(約2億4320万円)で背番号は「39」に決定。奥村政之国際グループ担当部長は、獲得に至った評価ポイントなどを明かした。 【写真】ヤクルト、バウマン獲得発表 マーリンズからメジャー通算134戦登板右腕 「もちろん長いイニング(投げること)を期待してますけど、一番決め手となったのは、ロッキーズとか、(傘下3Aの)アルバカーキは、ボールが一番飛ぶところで、変化球も曲がらないところ。そういう、ピッチャーにとって不利な条件ところでずっと投げてたわけで、こういうところで強打者と対峙(たいじ)して、打ち取ってきたということを考えると、それをそのまま神宮でも出してくれれば、期待できると思う。そういう点も非常に大きかったことと、今現在27歳で、来年28歳になりますけど、まだまだこれからという部分。まだまだ若手と言える年齢ですし、球も先発にしては速い球を投げます。やっぱり見ていると、ボールも低いです。変化球もよく低く収まっています。そういうところをトータルで評価して声をかけた」 元助っ人も、太鼓判を押した。奥村国際グループ担当部長は、2019―22年の在籍時に抑えを務め、昨季から米大リーグ、ダイヤモンドバックスでプレーしたスコット・マクガフ投手(35)から連絡があったことを明かし「たまたまマクガフもよく知っているんですよね。お互い。家も近くて、それで、マクガフから『いい投手を取ったね。彼はやるよ』と連絡来ました」と口にした。 先発候補として期待されるランバート。直球の最速は156キロを誇り、メジャー通算では74試合に登板し8勝19敗、防御率6.28の成績を収めており、大きな戦力として期待がかかる。