【有馬記念】ローシャムパークは唯一の木曜追いで11秒4「いい追い切り」/G1追い切り速報
<有馬記念:追い切り> 有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)の最終追い切りが19日、美浦トレセンで行われた。 出走馬唯一の木曜追いとなったローシャムパーク(牡5、田中博)は、小雪の降る中、ウッドコースへ。サンダーアラート(古馬2勝クラス)を1馬身ほど追いかけてスタートした。前進気勢が強く、やや頭の高い走りだが、チップを蹴り上げる脚さばきは力強い。直線半ばで内から馬体を並べて、そのまま併入でゴール。6ハロン83秒9-11秒4(馬なり)を計時し、その後も1角まで強く追われた。米国帰り(BCターフ2着)でも質量とも十分な調整をほどこされた。 田中博師は「乗り難しい馬なので、1週前はジョッキーに感触を確かめてもらいました。正直動きは物足りなかったので、今週はどれだけ動きの良さを出せるか、ということで、若干時計は遅くなりましたが、折り合い、最後の部分の確認としては向上が見られて、いい追い切りでした。オーバーワークにはなっていませんし、心身ともにいい負荷をかけられました」と納得の表情を浮かべた。