ロシア軍兵器集積所を夜間攻撃 ウクライナ自爆無人機の攻撃
キーウ、ウクライナ、9月19日 (AP) ― ロシア領内深くにあるロシア軍の兵器集積所に対するウクライナのドローンによる夜間飽和攻撃で、大規模な火災が発生し、周辺に住む住民が避難を強いられた。ウクライナ政府関係者が9月18日、明らかにすると同時に、ロシアメディアも攻撃を報じた。 ロシア保健省によると、この攻撃で少なくとも13人が負傷した。 攻撃を受けたのは、モスクワの北西380キロ、ウクライナ国境から約500キロ離れたトベリ州の人口約1万1000人の町トロぺツにあるロシア軍の兵器集積所で、ウクライナの治安機関である保安局(SBU)と特殊作戦軍によるオペレーションだったという。 集積所に保管されていたのは「イスカンデル」短距離弾道ミサイルと自走式戦術弾道ミサイルシステム「トーチカ」、また北朝鮮から供与されたKN-23短距離弾道ミサイル、さらに滑空爆弾や砲弾だという。 この攻撃には100機以上のウクライナ製自爆ドローンが投入され、集積所では大規模な火災が発生し、6キロ四方が炎上したという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)