【ジャパンC】武豊「名言」連発のジョッキーカメラ ドウデュース〝恐ろしい〟ほどの末脚がリアルに記録
[GⅠジャパンカップ=2024年11月24日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2400メートル] 【写真】熱い抱擁!武豊とイチロー氏 第44回GⅠジャパンカップを勝ったドウデュースの鞍上・武豊のジョッキーカメラがレース後に公開された。前走の天皇賞・秋はスタートした直後にカメラに泥がついてしまったため、音声と、別映像を組み合わせる〝歴史的〟なジョッキーカメラだったが、今回はバッチリ映像も撮れており、勝負どころで外からアッという間に並びかけるシーンや、直線で前に何もいない中、疾走する場面が、トラッキングシステムや、道中の順位、スピードなどとともに収録された。 レース後に武豊は「めっちゃひっかかった。いや~ひっかかった。すごい馬やで」と祝福する他馬のジョッキーに話し、外国人の騎手に対して「アンビリーバブル」とその強さを英語で話す場面も。 出迎えた厩舎スタッフにはまたしても「ひっかかった。手しびれるわ」と道中の力みを打ち明け「半マイルからナンボで上がったんやろな。恐ろしい」「このメンバーで外を回って馬なりでのみこんだもんな。こんな馬いないで」など、前回に続く名言が続出。最後は「よし、有馬行こう、有馬、無事なら。有馬のほうが競馬しやすいかも」と〝最終章〟に向けて確信を得たような言葉を発していた。 このジョッキーカメラの動画の説明文には「トラッキングシステムによる上がり3ハロンの参考タイムは脅威の【10・88―10・65―11・15=32・68】でした!」(原文ママ)と記載。前回の天皇賞・秋が10・94―10・56―10・98=32・48だったドウデュース。やはり武豊の言う通り、その末脚は〝恐ろしい〟ほどだ。
東スポ競馬編集部