小池都知事が記者会見1月18日(全文1)きちんと発信した方が良かった
東京都の小池百合子知事は18日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードはYouTubeのTHE PAGEチャンネル上の「東京都・小池百合子知事が定例会見(2019年1月18日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池百合子知事が定例会見(2019年1月18日) ◇ ◇
東京2020大会安全・安心シンポを2月14日に開催
朝日新聞:それではこれから知事の定例記者会見を始めたいと思います。冒頭、知事からまずお願いします。 小池:まずお花でございます。都立農芸高等学校から園芸科学科の皆さんが作ってくださいました。だいぶ春を感じさせるチューリップも出てまいりました。 さて、まずは17歳の快挙からお知らせいたします。スケボー。スケートボードの競技で、東京都出身の西村碧莉さん、選手がブラジルのリオデジャネイロで行われましたスケートボードストリートの世界選手権、第1回でしたけれども、このチャンピオンとなられたということで、素晴らしいことでございます。お祝いを申し上げたい。そしてスケートボードはご承知のように東京2020大会からオリンピックで追加種目として初めて開催される競技でございまして、会場は有明アーバンスポーツパークになります。スケートボードをはじめとして、若者に人気のある競技が集まって大会を盛り上げてくれるということを期待いたしております。東京2020大会はじめ、今後、西村選手が多くの国際大会で活躍していただく、それを楽しみにいたしております。 次もオリ・パラに絡むんですけれども、来週の1月21日の月曜日ですが、公益財団法人の八角理事長とお会いすると。両国国技館のほうでお会いすることといたしますので、お知らせをいたしておきます。この両国国技館が2020大会のときのボクシング会場になるわけでありますが、この日本相撲協会には大会に向けてその意味で会場を提供していただくということで、多大なるご理解とご協力を得ているという話で、ごあいさつに伺うということでございます。 併せまして世界に向けて相撲文化を発信していただくとともに、大会の機運の醸成への協力もお願いをしたいと。1月場所の開催中でございますのでお忙しいことだと思いますけども、八角理事長の貴重なお時間を頂戴いたしましたので、短い時間ですけれども忌憚のない意見交換を行いたいと、このように考えております。ちなみに先日、日本人唯一の横綱である稀勢の里関、引退されました。まだまだ活躍していただきたいと思ってた人はたくさんいると思いますけど、残念ですけれどもご本人も悔いはないというふうにおっしゃっておられます。今後、相撲界の発展、そして後進の育成にご尽力いただいて、そしてオリンピック・パラリンピックに合わせて競技種目にはなっておりませんけれども、ぜひ盛り上げに一役買っていただければとこのように考えております。 それから同じく2020年大会、2020大会に関連をいたしまして、安全・安心シンポジウムを2月14日、バレンタインデーですね。代々木国立オリンピック記念青少年総合センター、こちらのほうで開催いたしますのでお知らせでございます。都におきましては、東京2020大会に向けて東京を訪問される多くの方々が安全安心に大会を楽しんでいただける、そのような取り組みを推進しているところでございます。 そこで今回のシンポジウムでございますが、身近な防犯活動、その提案、それから外国人観光客を含めた防災活動での共助の取り組みなどを紹介しまして、都民の皆さま1人1人がどう行動してどう大会を迎えれば良いのかなどを一緒に考えていきたい。そのためにシンポジウムを開きまして、防災の専門家であります市民防災研究所理事で特別研究員の池上三喜子さん、それから防犯の専門家として公共政策調査会研究センター長の板橋功さん、それから組織委員会でセキュリティ部門の責任者でいらっしゃしまして、元警視総監、そして元内閣危機管理監の米村敏朗さん。そしてもう1人、元バレーボール選手日本代表の大林素子さん、この4人の方々をお迎えしまして、そこに私も加わってそれぞれの知見を生かしたお話を皆さんから伺って議論を深めたいと考えております。 会場には大会時に使用いたしますX線の検査装置であるとか、顔認証システムなど、セキュリティ機材なども展示いたします。ぜひ多くの方々にご参加をたまわりたいと存じます。